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Pray for MUSIC

音楽はいつでも私の味方。

嫌なことがたくさん起こって気分が落ち込んでいるとき、イヤホンのボリュームをあげて聞こえてくる音に身を委ねれば辛いことから逃げ出せる。

朝の満員電車の中、今日1日を乗り切るためのパワーをわけてくれる。

別れのとき、気持ちを代弁してくれる。

嬉しいことがあったとき、お気に入りの1曲を聴けばいつもよりもずっと楽しい。

勝負の前、勇気をくれる。

恋が終わったとき、私と一緒に思いを馳せる。あるいは、次があるよと明るく励ましてくれる。

音楽はいつでも私のそばにいてくれる。

ーー

今みたいに社会が暗いムードに包まれている時に、一番力をくれるのが音楽だと思う。でも、今回は、その音楽が落ち込んでいる。
音楽はいつも私の力になってくれるのに、私は今何も出来ない。爪を噛んで見ていることしか出来ないのが本当に悔しい。

立ち向かわなくてはいけない敵はウイルス。でも、敵は見えないし攻撃をしている実感がない。でも、何かを攻撃しないと行き場のない不安をどうにも出来ない。だから、何かを攻撃しよう。今回はたまたま、音楽を含めたエンタメに白羽の矢がたった。

好きなものが叩かれて、ものすごく辛い。やりきれない。だから叩いた人を叩き返す。やり返されたからますます嫌いになる。攻撃する…の繰り返しで事態はどんどん悪い方へ。

最初に叩いた人が間違ってるわけではない。

だからこそ、この無意味な傷つけ合いはどんどん広がって、大きくなる。でも、今誰よりも悩んで、苦しんで、苦労して、傷を負っているのは、間違いなく作り手の人達。
そんな状況で「こちら」側で起こっている無用な争いは、さらに彼らの負担になる。考えなきゃいけない問題を増やし、謝罪させ、マスコミの好奇にさらさせ、さらなる批判をうける。

もう、全ての作り手の人達に申し訳ない気持ちでいっぱい。いつもあんなにお世話になってるのに、何も出来ない自分がどうしようもなく情けない。悲しい。好きなものが悪く言われるのは見たくない。辛い。

いつまで続くんだろう。どうすればいいんだろう。

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