SumiBishin®︎樋口鳳香 Japanese ink painter

大臣賞受賞 墨絵師。現代水墨画協会。 伝統の技法を発展させかぐわしき『墨美神®』を描く…

SumiBishin®︎樋口鳳香 Japanese ink painter

大臣賞受賞 墨絵師。現代水墨画協会。 伝統の技法を発展させかぐわしき『墨美神®』を描く。 『墨美神®きもの掛軸』『着物カルトナージュ額装』墨美神®ブランドを展開。 https://hoca.amebaownd.com/pages/1570724/page_201801151047

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墨美神®︎ブランドの額装と軸装【きものカルトナージュ額装】

墨で描くかぐわしき美神たち〜『墨美神®︎』は 水墨画家 樋口鳳香の登録商標です。 『墨美神®︎』を展示&展開するにあたって オリジナル創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』や、 新作『墨美神®︎着物カルトナージュ額装』など展開しています。 『墨美神®︎きもの掛軸』とは、訪問着や紬、帯など美しい着物を使った 樋口鳳香のオリジナル創作掛軸です。 裂が着物のため、従来の掛軸と違ってたいへん華やかな仕立てで、 掛軸そのものが作品を構成するものになっています。 2024年新

    • 【文筆の受賞歴もあるんです〜樋口鳳香】

      以前も触れたことがあるのですが、 樋口鳳香は、水墨画家ですが、 ものを書くことが好きで 文筆でいくつかの賞をいただいたことがあります。 主な受賞歴として公開しているので、 画廊でお会いする方々は周知のことと思っていたら 個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】の折にそのことをお話して、 かなり驚かれていたコレクターさんもいたので 改めて記しておこうと思い、 過去の表彰式の集合写真をまとめてみました。 独りで絵を描く日々を送っている私には、 憧れの作家さんにお会いで

      • 水なき空に立つ波【樋口鳳香・墨美神®︎展】WEB展示

        【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】 展示は終了しましたが、 5/4(土)まで『銀座画廊 美の起原』特設ページにて バーチャルギャラリーと共にWEB展示・販売を行っております。 本日ご紹介するのは『水なき空に立つ波』 2023年12月〜2024年1月にかけて開催された、 夢美術館 主催『夢美エンナーレ』の入選作です。 夢美術館に出品したのは80号の掛軸で大きなものでしたが、 その元となった作品で6号サイズ。 額外寸は、512×397mmでお部屋のどこにでも飾

        • 【個展雑感】墨美神®︎展~春の果てに寄せて

          今回の個展、毎日同じ時間に画廊に通いましたが 画廊への行き来で感じたのは 人の流れが増えたこと。その主な流れは外国人。 ランチタイム以外ですれ違う人は、ほぼ外国人でした。 画廊の窓から眺める景色で感じたのは 16:30あたりから銀座がコロナ前のように活気付いてきたこと。 10センチヒールを履いた爪先立ちのお嬢さんたちがドレスの裾を脇に抱えて歩き始めます。 ドレスの色が鮮やかでひらひら泳ぐ熱帯魚のようでした。 髪を結うのが最後なのか、ボサボサ頭にドレス、お着物と

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          作品紹介します【樋口鳳香・墨美神®︎展】オンライン販売

          2024年の【樋口鳳香・墨美神®︎展〜春の果て】の展示は終了しましたが、 5/4(土)まで『銀座画廊 美の起原オンラインショップ』にて作品を扱っております。 本日ご紹介するのは『龍姫~aged 21 years』 龍姫さまは シリーズ展開して描き続けている画題です。 今年はaged 21 years。 ウィスキーのように熟成され、醸されてゆく、21歳の龍姫さまです。 龍姫さまの身体に溶け込みながら立ち昇る龍と、 支持体である正絹着物の熨斗模様織りが絡み合って立体

          作品紹介します【樋口鳳香・墨美神®︎展】オンライン販売

          会期終了ありがとうございました【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】 2024年4月20日、会期終了となりました。 墨美神®︎と御縁を紡いでくださった方々へ、改めて深く御礼申し上げます。 さらに会期中は多くのお客様にご高覧いただきまして有難うございました。 展覧会を支えてくださった関係各位にも、深く感謝申し上げます 7回目となった今年の個展。 訪問着など美しい着物裂地で仕立てる 樋口鳳香のオリジナル創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』に 西洋発祥の額装を融合させた 新作『墨美神®︎きものカルト

          会期終了ありがとうございました【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          4/20(土)最終日16:00まで【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          銀座画廊 美の起原で開催中 年に1度の個展【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】 4/20(土)は最終日。16:00までの開催です 画廊初めての方もぜひどうぞ。 作家、樋口鳳香は終日在廊して、皆さまのお越しをお待ちしております。 お気軽にお声かけください。 個展【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】 会場:銀座画廊 美の起原 4/20(土)最終日12:00~16:00閉場 ☆オンライン販売は5/4(土)までの開催です。 銀座画廊 美の起原 VR展示&オンライン販売ペ

          4/20(土)最終日16:00まで【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          美貌の天瑞シリーズが勢揃い【樋口鳳香・墨美神展】

          【樋口鳳香・墨美神®︎展】 銀座画廊 美の起原にて、20日(土)まで開催です。 東京都美術館で開催された『現水展』(2023)にて 
『現水展賞』を受賞した画像の作品は 『美貌の天瑞シリーズ』として以下の3つの展開にして 個展のために北陸の『越前白麻紙』を用いて描き下ろしました。 ・龍飛鳳舞(画像の画題)
 ・風美神雷美神
 ・黒獅子白獅子 現水展では120号と大きなサイズでしたが、 少し構図を変えて画幅60cmで描き下ろし、 表具師さんと相談しながら現代

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          『風鎮」について~墨美神®︎きもの掛軸

          【樋口鳳香・墨美神®︎展】は 4/20(土)まで、銀座画廊 美の起原にて開催です 今回、表具師さんと取り組んだ大きめの掛軸『美貌の天瑞シリーズ』3幅 そして定番となった『墨美神®︎きもの掛軸』の新作と 華やかで現代的な掛軸を数点展示しています。 掛軸の軸棒につけられている左右の装飾は 『風鎮(ふうちん)』と言います この風鎮、中国発祥の掛軸にあったパーツのひとつですが、 字の如く風を鎮めるためのもの。 風にはためく掛軸の重しです。 日本では室内にかける掛軸

          『風鎮」について~墨美神®︎きもの掛軸

          オンライン販売始まりました - SUMIBISHIN®︎ online sales

          【樋口鳳香・墨美神®︎展】銀座画廊 美の起原にて開催中です 作品の一部はオンライン販売も始まりました。 遠方の方にもご活用いただければ幸いです。 気になる作品がございましたら、 お気軽にお電話又はお問い合わせフォームで画廊にお問い合わせください。 
 ☆銀座画廊 美の起原 VR展示&オンライン販売ページ https://銀座画廊.jp/sumibishin2024/ ネット販売期間(予定):4/16(火)~5/4(土)まで Some of the works

          オンライン販売始まりました - SUMIBISHIN®︎ online sales

          本日12:00から開催【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          年に一度の個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】 本日4/15(月)12:00から開催です Once-a-year Solo exhibition [Hoca Higuchi SUMIBISHIN®︎] It will be held today, April 15th (Monday) from 12:00. 今年の墨美神展は、きりりと喉越しのよいサイダーのような空間になっています 副題が『春の果て』ですから。とろける甘さもあります ぜひ初日にお出でくださいね 作家、

          本日12:00から開催【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          明日4/15(月)から開催【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          いよいよ明日4/15(月)12:00から【樋口鳳香・墨美神®︎展】開催です 2024年『樋口鳳香・墨美神®︎展』は、
 刻々と過ぎてゆく『春』を惜しむ気持ちを込めて、副題を『春の果て』としました。 
 花弁をゆらす風、うねる空の水、芽吹きの雨、うららかな光と影、息遣いと気配。
 墨のにじみという偶さかの中に、
 この刹那の墨美神®︎の眼差しの速度と、春の濃密な息吹を感じていただければ幸いです。 展示総数は大小合わせて20点ほど。
 葛飾北斎『蛸と海女』のオマージュ

          明日4/15(月)から開催【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          今年の龍姫は、7歳と21歳【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          4/15(月)から開催の個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】 今回は、定番となったモチーフ『龍姫』を 華やかな『墨美神®︎きもの掛軸』に仕立てて出品します。 龍の化身である龍姫の寿命は分かりませんが、 今回は7歳と21歳を描きました。 時を経て豊潤になるウイスキーのように 『龍姫〜Aged 7 years』 『龍姫〜Aged 21 years』 と名付けています。 掛軸には、美しいピンク系の蘭模様の訪問着を使いました。 蘭のうねり反った葉の流れが、空駆ける龍の動

          今年の龍姫は、7歳と21歳【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          The Woman in the Dunes【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          描くきっかけは、世界の小澤征爾がご逝去されたことでした。 小澤征爾といえばノーベンバーステップスで、 November stepsといえば武満徹で 武満徹といえば勅使河原宏で 勅使河原宏といえば安部公房で 安部公房といえば砂の女で 映画『砂の女』を初めて見ました。 若き頃の岸田今日子の肌が、 砂の乾いた空気の中でひときわ艶かしく妖艶で美しかったです。 The impetus for painting was the passing of Seiji Ozaw

          The Woman in the Dunes【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          着物で作る華やかな『墨美神®︎きもの掛軸』

          4/15(月)12:00~『樋口鳳香・墨美神展~春の果て』開催です。 墨美神®︎とは樋口鳳香が水墨で描く、女神や精霊のような存在をいいます。 (墨美神®︎は、樋口鳳香の登録商標です) From 12:00 on April 15th (Monday) , Solo Exhibition "Hoca Higuchi SUMIBISHIN®︎" will be held. SUMIBISHIN®︎ is a beautiful being like a goddess d

          着物で作る華やかな『墨美神®︎きもの掛軸』

          北陸の『越前和紙』を使いました【樋口鳳香・墨美神®︎展】

          今年の墨美神®︎展は、ほとんどの作品に震災被害にあった北陸の『越前和紙』を使いました。 その中でも墨美神®︎を表現するときによく使うのは麻紙です。 麻紙は繊維が長く粗く、ダイナミックにランダムに薄墨が滲んでいくのが特性です。 北陸、越前の麻紙は、紙そのものに強靭さもあり、 また水を含んだ墨を受け入れるとふんわりと漂うように滲み広がっていきます。 もちろん筆に含む水分のコントロールで、抑揚のあるキリッとした線も表現できます。 水墨画はいわゆる日本画と違い下塗りをしな

          北陸の『越前和紙』を使いました【樋口鳳香・墨美神®︎展】