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クランク(長)とハンドル(幅)変更

以前から変えてみたかったんです、この2つ。
身長161cmのワタクシですが、クランクはアルテグラの170mmでした。そもそもコンポを人から譲ってもらったんですが、165mmだと聞いていたはずが、受け取ってそのまま右から左にパイオニアに送ってオニギリ(パワーメーター)付いて帰って来たのを見たら170mmだったというね…あれ?って。確かめろよ私!
しかも当時の私は、クランク長が変わることがどんなことになるのかをまるでわかっておりませんでした、ハイ。

しかもコンポを載せ替えたのは、大怪我して2か月自転車に乗れなかったタイミング。体力落ちて歩くスピードも戻っていないような状態で、コンポを105からアルテグラに載せ替えたバイクでソロリソロリと再スタートをしたのです。

「なんだか疲れるなぁ」
「ちょっと走っただけなのにシンドイ」

というのがしばらく続きました。そりゃそうなんですよね、今ならわかる。クランク長が変わると力の使い方、回し方色々変わる。でもタイミング悪く当時の私は、普通の生活自体もレベルが落ちて、時々杖をついて会社に行くような状態だったので、「やはり随分体力落ちてしまったな」と思っていたんですね。それも事実ではあったんですが(笑)

で、クランク長による走り方の違い、みたいなものに気が付いたのは随分後。誰かのブログでやはりクランク長を変えてみたら170ではシンドくてダメだった、という記述を目にしたんです。男性です、もちろん。
あれ?私身長161で170mmのクランクってさすがにおかしくない?ちょっと無理あるんじゃ?←気づくの遅
そういえば、コンポ載せ替えてくれた自転車店の店主が当時「大丈夫ですか?クランク長変わったんで…女性は男性より脚長いから大丈夫かなぁ」と心配してたっけなぁ…ごめん、Sさん。私がわかってなかった。

結局翌年には身体を大きく使う走り方を体得して、これまでより速くなったし、山でも前に進むようになったんですけど、「クランク長が体に合って無さそう」という思いは常にあり。
しかし、悲しいかなパイオニアのパワーメーターはクランク埋め込み型。クランク替えるとパワーメーターもセットで変更が必要になる。そんなこんなで長らく170mmのまま乗り続けていました。

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荒川まで15分の平坦の民のワタクシ。山にはめったに行かないので、170のクランクでもまぁ走れてたんですが、2021年急にハルヒルにエントリーしたんです。試走2回行ってみて、榛名神社から先の15%超えの坂でどうにも脚が回せない。身体をよじるようにしてペダルに体重を乗せてたんです。これじゃダメだ。
結局ハルヒルそのものは東京からの参加は辞退を求められ、参加を見送りましたが、来年は走るつもりですし、2022年には富士ヒルも視野に…(我ながらどうしちゃったんだか)。そうなってみるとバイクのセッティングを色々考え直した方がいいんじゃない?と。

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そんなタイミングでどこかの女性のブログでクランク周りを変えたという話題を読んで、SHIMANO以外のクランクで167.5mmの選択肢があることを知り、にわかに「これにしたい!」という気持ちになりました。

春、お世話になってるショップに行って相談。あわせてハンドル幅も少し広げたいと思っていたので一緒にオーダー。どうも右の鎖骨を2度骨折して計3回切開した影響か、右肩のまわりの筋肉が落ちちゃって右肩の巻きがひどく、右手が前に出てしまうみたい。右手だけハンドルを強く押してる感じ。おかげで手が痺れて時々感覚が無いほどひどいことになるので、どうにかしたかったんです。以前フィッターの方にも「ハンドル幅一つ広げてみてもいい」と言われていたのもあり、この際一緒に変更することに。

時はコロナ真っ最中でとにかくアレもコレも入荷時期未定。気長に秋くらいに入ればいいな~という気持ちで待っていたら、9月入って早々に入荷連絡!
ショップの協力でソッコー取り付け完了!

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バイクの全景もお見せしたいけど、バレバレなのでまだちょっと控えておきます(笑)

駄文で長くなり過ぎたので、変更後の感想はもう少ししたらしっかり書きたいと思いますが、変更から2週間経ち、一言で言って
大成功!
特にハンドル!全く手が痺れない!肩回りにゆとりができて、上半身がリラックスできているのが分かる!期待以上の効果でした。

クランク長変更は脚の回し方やフィッティングに影響が出るので、すぐには効果を実感しにくいかな、と思っていましたが、違いはよくわかるし軽い上りでのギア選択の幅が広がったように思います。(フロントの歯数も変わった)もう少し傾斜のキツイ坂で試してみたいですね!

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