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【本気で考えてみた】もしもSNSがなかったら

#もしもSNSがなかったら
というイベントに行ってきました。

元々行こう行こうと思っていたのですが、すっかり忘れていまして。
しおたんさんのTweetを見て思い出したので、最終日の今日行って参りました。

なかなかエモの強いイベントで、僕自身も
#もしもSNSがなかったら
と考えながらウロウロ。

イベントの内容は、僕よりも芸術的感度の高い人がいっぱいTweetしてくれていると思うので、
ここでは僕にとっての
#もしもSNSがなかったら
を投稿します。

本気で考えます。

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自分自身にもしもSNSがなかったら

自分自身に「#もしもSNSがなかったら」ということについて考えてみます。

一言でいうと

ムリ。

でした。

SNSがない世の中を生きるなんて、絶対ムリでした。
SNSが僕にもたらしてくれたものは非常に大きかった気がします。

どのように大きかったのか?

①多分引きこもりになっていた

SNSというのは、口から発する言葉ではなく、キーボードやタッチパネルから打ち出される文字でコミュニケーションが取れる非常に便利なツールです。

友達と直接会わなくても電話をしなくても、文字さえ打てれば意志疎通を図ることができます。

しゃべるのが得意な人、しゃべることが好きな人ににとってはそんなもの必要ないかもしれませんが、元々他人とのコミュニケーションが大の苦手だった僕にとっては大変ありがたいツールでした。

他人と会話ができないおかげで自分自身卑屈になり、他人に思ったことを伝えられず軋轢が生じてしまう。
内にこもっていた、というより、自ら内にこもろうとしていた自分にとって、外界へつながる扉となってくれたのがSNSです。

現在社会人野球チームでプレーをしているのですが、試合へ向かう道中に先輩たちとこんな会話をしたことがあります。

「俺たち野球やってなかったらどんな人間になってたと思う?」

それに対して一人の先輩と僕は完全に同意見でした。
「絶対引きこもりになってた笑」

野球が外界へつながる扉となってくれたおかげで、野球人・角田として世の中と接することができたのだろうと思います。

それと同じで、SNSがなかったらおそらく自分から他人に話しかけにいくようなことはしなかったし、家にひきこもってなるべく人と話さない生活をしていたと思います。

今でこそ「行動力あるね」と言われる人間になりましたが、昔はむしろ逆で全てにモジモジしている人間でした。
その変化をもたらしてくれたのは間違いなくSNSです。

(ちなみに、「俺たち野球やってなかったらどんな人間になってたと思う?」という問いに対して、別の先輩はこう言っていました。
「チャラチャラして遊び呆けてたと思う笑」)

②出会うべき人と出会えてなかった

僕にとってこれが一番キツいです。

SNSがなかったらリアルな出会いは3割ぐらい会ったことない人も含めると半分以上の出会いはなかったんじゃないか?と思っています。
それほど、SNSには感謝しています。

まず、昔の友達と再会するきっかけになったのがSNSでした。

お互いの実家が目の前で、僕を野球に導いてくれた親友が小学校4年生のときに転校してしまい、それ以降どこで何をやっているのか全くわからない状態が続いていました。

彼をSNSで発見したおかげで、連絡を取れるようになり、再会できることができました。
大学生のときにSNSで発見して連絡を取るようになり、
僕は就職のきっかけで、彼は転職で東京に出てきたので、昨年再会。実に15年ぶりでした。

そんな彼に僕が転職相談をしたり、僕が参画しているWebメディアで彼を取材したりと、幼い頃からお互いを知っている親友と、まだ深い関係を続けられています。
これも、SNSのおかげです。

また、僕の初恋の人も小学校のときに転校して、どこで何をやっているのかわかりませんでしたが、
SNSで見つけて連絡を取るようになり、10年ぶりぐらいに再会して当時の話に花を咲かせることができました。
これも、SNSのおかげです。

今まで出会えていなかった人に出会えるのがSNSの魅力であると思います。
同時に、SNSをきっかけに思わぬ出会いが舞い込んでくる場合もあります。

例えばこの方。

TwitterでUVERworldの「I LOVE THE WORLD」という曲についてなんとなく検索していたら、めっちゃいい記事を発見しました。

この記事を書いているのが武村貴世子さんという方で、記事に対する感想付きのツイートをすると本人が返事をくれたのです。
その記事に書かれているUVERのライブは、僕も参加したライブであり、共感できる部分が多くありました。

僕自身、武村さんの感性がものすごく好きで、その後も色んな記事を読んでいます。
僕が東京に出てきてから僕から連絡を取り、直接お会いすることになり、UVERworldに対する愛や、これからの夢などを語り合いました。

僕の中ではすごくいい出会いなのですが、これもSNSがなければ実現しませんでした。

他にも、「好き」に正直に生きて、自分もこうありたいと思わせてくれる白井くんも、前田裕二さんの『人生の勝算』の感想ツイートに反応してくれたおかげで出会うことができました。

最近一緒に活動し始めた”ゆかか"もTwitterがきっかけでした。

これに加えて、まだ会ったことないけどSNSでお互い高めあっている人なんかもいます。

元々引っ込み思案だった僕も、SNSを使えばどんどん出会いを増やしていけました。
出会いの距離と年月をSNSが破壊してくれました。

もしもSNSがなかったら、今の僕を形成している出会いは実現していなかった。
そんな世界、それこそムリです。

③表現したいことを表現できないまま死んでいた

SNSは色んな見方があると思いますが、僕は自由な場であり、あったかい場であると思っています。

僕のように、物事を斜めから捉える人は、現実世界では煙たがられます。
自分の世界が強すぎる人は、周りから避けられてしまいます。

自分が思っていること、感じていることをストレートに伝えたいのに、周りが受け入れてくれないから、そもそも伝える機会すらない。
そんな青春時代を過ごしていました。

そんな中、自分自身がメディアとなれるSNSの出現は衝撃でした。
誰からも怒られることなく、自分の意見を世に発信することができる。僕はそんなものを待っていました。

特にTwitterは僕の性格にマッチしており、伝えたいことがあるときは本当にスルスルと言葉が出てきます。
大学生のときはつぶやきすぎて友達から煙たがられるときもありましたが、そんなことは一切気にせずに自分の思考の先にある世界に期待してひたすら発信していました。
それが今、こうしてnoteに長文をスルスル書くことにつながっていると本気で思っています。

僕以外にも、世の中には色んなことを色んな形で表現したい人がたくさんいて、SNSはそういう人のための場になっています。
今まで日の目を見ることのなかった、というか、見る機会すら与えられなかった人が、SNSをとおして日の目を見るようになったという事実は多く目にしました。

一億総クリエイター時代と呼ばれる現代において、SNSは絶大な力を発揮するでしょう。

僕自身も、SNSで色んなブロガーさん、ライターさんなどに出会い、色々吸収させてもらっています。
そしていつか、自分のノウハウを提供できる側に行きたいと思っています。
今はそのためのステップです。

このように僕はSNSで世界が拡がったと確信していますが、もしもSNSがなかったら、言いたいことを言えずに我慢してストレスを溜め込む毎日を送っていたでしょう。
そんな人生、ムリです。

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このように、僕はSNSのおかげで今があると思っています。

#もしもSNSがなかったら
①多分引きこもりになっていた
②出会うべき人と出会えてなかった
③表現したいことを表現できないまま死んでいた

こう断言します。

SNSの出現に大きな拍手を送り、これからもSNSの力を借りて前に進んでいきます。

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