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理屈を超えて飛び込んでくるもの。

ミスチル HERO歌ってみた

HEROは久々に歌いました(^^)
リリース当時から、母が、ほんとそうだよね、ってぼそっと呟いて印象に残った、ゆくゆく自分もなんか共感していった歌詞がこちら。

駄目な映画を盛り上げるために
簡単に命が捨てられていく
違う 僕らが見ていたいのは希望に満ちた光だ

当時桜井さんの中で、頭に思い浮かぶ具体的な作品があったのかなかったのか、それは邦画なのか洋画なのか。
そのあたりはわかりませんが、なんとなく納得してしまうこの歌詞。

駄目な映画と、そうでない映画って?
「るろうに剣心」シリーズから感じ取ってみた。

映画をあまり観ない僕が唯一ハマったのが、るろうに剣心シリーズ。入り口はワンオクです。主題歌がワンオクで。そのきっかけは主演の佐藤健と仲が良いから。そんな素敵物語あるかよと。どの回も、最後ワンオクの音が鳴りエンドロールに入るとその作品中一くらいの鳥肌がぼくは立ちます。

大友「組」と出演者も呼ぶこのシリーズのチーム全体の熱量や映画の熱量がもう好きで好きで。
このシリーズだけ全部Apple Storeで買ってるんですが笑

るろうに剣心って結果大友監督の熱量と主演佐藤健の熱量と、あとアクション担当者の方の熱量がなければ、
製作側が本気で挑まなかったら・・、
結構、簡単に命が捨てられていく駄目な映画に該当してしまうストーリーだったんじゃないかなとHEROを聴きながら感じたんです。
熱量があっても、ザンザン人が斬られていくサマは結構消化にエネルギーがいります。


果たして、何が違うんだろうな。

と考えたんです今回。何がるろうに剣心を、駄目な映画ではない、多くの人の心を揺さぶる作品にさせているんだろう。

キーワードは、なんだろう?


熱量、熱量と先ほどから書いてますが、それも答えな気がするのですが、一つ感じたワード。

それは、



です。

そこに血が通っているかどうか。血の気を感じるかどうか。

血が意味するところとは、なんかこう、鼓動とか吐息とか、人間臭い感じの何か。どの方向性にしろ、ものすごく主張とか圧が強い感じ。血の気。
チーム全体の作品に対する血の気もしかり、作品の中で剣心や幕末の時代の剣士たちから伝わってくる、新時代を俺たちが作るんだという血の気もしかり。

別の言い方をすると、本気度。

しかもなんかこう、根拠や理屈を飛び越えてくる感じのそれ。
出すことを止められない、出さざるを得ないエネルギー感。



それが、血。


血を感じるから。本気度を感じるから。
こんなに人が斬られて物理的にも血が飛び交い、一見残酷なシーンが多い作品だけど、多くの人の心を打つ。

映画にしろ音楽にしろ、過去より圧倒的に作品数に出会うことのできる今の時代、作品をリリースしていく側として、

それに血を通わすというのはとても大事なんだなぁと今回感じました。

そしてもう一つ、血をキーワードにして最近ちょっと感動した友人の話があって。

血で、チャンスを得た友人

先日、とある友人とランチしました(^^)
聞くと転職を検討しているようで、一社とても気に入って書類を送ったが、通過しなかったというのです。

転職活動においては、よくある話でしょう。
そして多くの人が、次なる検討先を探すのだと思うのですが、この友人は違いました。

この会社の力になりたい。それを通して自己実現もしたい。
足りない何か(具体的な経験、スキル)はわかっている。
それでも諦めたくない。

この時代に、会社の人事宛に直筆で手紙を書いたのだそうです。自分のお気に入りの便箋を探し、丁寧な文字で文章をしたため、郵送したのだそう。

後日、人事から連絡が来たのだそうです。一度面談をしませんかと。

ここまででも結構すごいストーリー!


僕には経験がありません笑
証券会社で営業をしていた時代、会社の指示で見よう見真似で担当エリアの会社の社長宛に手紙を送りまくった記憶があるくらいです笑 慣れない筆ペンを使って。全く血の通っていないそんな手紙に、反応が返ってきた記憶もありません。

ここから先はこの友人が教えてくれたことなのですが。

なぜスキルがマッチしていないとわかっていて一度は書類選考を落とした人間に対し、面談を設定したのか。

決め手となったもの

この時代における直筆の手紙はもちろん、要因として大きかったとのことなのですが。

その理由は、


写真の「顔」


だったそうです。笑

可愛いとかどうとかそういうことではもちろんなくww

顔を見て、この人は絶対人として魅力的であることは十分に伝わっていた、ということだったそうです。

それでもスキルマッチは採用においてとても大事。そこが条件を満たしていない場合、書類選考で落ちてしまうのは致し方ありません。

それに加え、直筆の手紙が会社に届き「これはちょっと検討してみる余地があるのでは。」となり、幹部協議のうえ面談設定が決定したのだそうです。


この友人の熱量が、血の気が、伝わったのだなぁと。今の時代こんなストーリーを聞けることはそうありません。なかなかに感動しました^^

面談では具体的にミスマッチを起こしている部分に対し、どういうふうにのぞむことができるか、などの話を、約1時間半に及んでしっかり話したそうです。会社も、どのようにこの友人を教育しうるのか、必要とする人材に育てられるのかと言う部分の可能性を、かなり探ったのだと思います。これは会社としてもチャレンジングなことです。

それでももし通過しないようであれば、もちろん両者にとってそっちの方がハッピーだったという腑の落とし方で僕は良いのだと思います。

しかし改めて感じたのは、いわゆる綺麗な「マッチング」という理屈を通り越していく何か、根拠をぶち破っていく何か。それは今の時代でも存在しているんだなということです。


直筆の手紙。写真の顔。


スキル採用において根拠を全く持ち得ないこの要素が、採用基準の決め手となる。

とても面白いお話でした^^

とは言えの人間っぽさ

こんなことを書きながら、別の友人とよく話すことです^^

この友人とは音楽の話でとても気が合い色々なアーティストや曲をシェアし合っているのですが。

彼が大好きで大好きで、何度も僕にプレゼンをしてくれ、イチオシのライブ映像を見せてくれ、音源を聴かせてくれたアーティストで、

どーーーしても僕が好きになれないアーティストがいるのです。


UVERworldですww


これはUVERworld批判でもなければあいつらの音楽が俺には理解出来ないといったマウントでもなく、

単純シンプルに僕にこのバンドの音楽を受け入れるだけの器がないのですwwその魅力に気づけない、魅力的に思えないと言うのは実は当人の感性の落ち度なのです。作品に対して「良さが分からない。」という投稿やコメントはたまに目にしますが、受け取り側がそれが言える、発信できる世の中の許容度はとても大切ですが、パーソナルで見ると実は当人の感性の欠落をわざわざ世に公開しているとてもドMな行為なのですww

UVERworldにしたって、ドームを埋めるアーティストが魅力的でないはずがない。


僕が、好きになれない理由は、一つ。


全体的に、あつすぎる。wwww

見た目的にも、曲的にもwww


どうも暑苦しい感じに思えてしまって、それがクールに見えなくて歌詞が入ってこないのですww

でもとても素敵なアーティストなのだと思います^^いつもUVERworldの話をする時のこの友人はまじで目が輝いているので、話を聞くことは実はとても好きです^^

受け入れられないことだけ、勘弁してちょ♡w



んではまた^^

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