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【教員妻の夫観察日記】#8夫の夢と私の夢-教員妻の夫婦論-

こんにちは。
昨日は仕事帰りに調べものをしに図書館へ寄ってきました。
コロナ禍だったこともあり、本当に久しぶりだった図書館。
子どもの頃、よく父と一緒に通いました。
といっても、父は同じ施設内のジムで汗を流し、私はひとり自由気ままに好きな本を見つけては、のんびり読んで待っているような形でした笑
今や電子書籍を読むのも当たり前の世の中ですが、本棚の中から目当ての本をみつけたときの「あった!」という感覚はとっても楽しい瞬間だなぁと思いました。
何気なく目に入ったタイトルから新たな本の扉を開けるのもアナログな本が並んでいるからこその楽しみですよね。

さて、今日はまだまだ新米夫婦の私が大変恐縮ですが、ちょっとだけ私たち夫婦の話を。
私が夫と結婚しようと思った瞬間は、夫が教員としての夢を語っているときでした。
なんとなく「あーこの人の夢を一緒に叶えたいなぁ」と思いました。

しかし一方で、自分の夢というものはずっと明確にはなく、仕事も自分の好きなことや得意なことをなんとなく選んできました。
ただ、この一年ほどで自分のライフワークとしたいものがみつかってきた気がします。
そのひとつが、教員の妻からみた教員の姿や教員である家族をどのように支えられるか、などを細く長く発信していくことです。

学校の先生方は、当たり前ですが基本的には、ひとつの学校という現場の中で働いていきます。
そうすると、どうしても外の世界が見えづらくなってしまう。
そのように私からは見えます。

そりゃそうです。
毎日の授業準備に担任業務、生徒指導、保護者対応、分掌、部活動に、人によっては研究授業などの普段の学校生活とは別ラインの仕事もあります。
そうしたなかで、学校以外のことを考えられる、意識的に外に目を向けられる先生がどれだけいらっしゃるでしょうか。

私は、どこかでこんな話を聞いてきたよ、こんなことを経験したよ、こんなことを考えたよ、と教育現場と関係のない人間から話を聞くことが教員が健やかに教職を全うするために必要なことのひとつだと思います。
学校のことから頭を離すリフレッシュという意味ももちろんあります。
ただそれと同時に、専門的な教育の知識を持っていない人間だからこそ、現場を知らない人間だからこそ与えられる子どもたちへのアプローチのヒントや求心力のある話題があると思うのです。
「教育現場から離れた場所」にいる、「教員のそば」の私たちだからこそ、教員、そして教育をより素敵にできる可能性があると思うのです。

夫と私はもちろん別の人間で、別の人生を歩んでいます。
しかし、夫の夢を叶えたいと思い結婚した私としては、自分ができる方法で夢への階段を上る夫の背中を押してあげたい。
そして、それに関わることを発信することが世界のどこかの先生や先生を支えるご家族に少しでも良い影響を与えていたらこんなに嬉しいことはないな、と思います。

目指せ書籍化!と言ってしまうと、結局そこかい!と思われてしまうかもしれませんが……笑
ちょっとだけ私の個人的な野望も書かせてくださいね。

すっかり深夜になってしまいました。
おやすみなさーい。

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