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【教員妻の夫観察日記】#6教員妻が思う特性との共生

すみ佳です。
梅雨の晴れ間だった昨日。
私は冬より日の長い夏のほうが好きなので、夏に向かって進む季節が嬉しいです。
異常な暑さは怖いですけどね。。。

さて、先日インクルーシブ教育の記事を投稿しました。今回はその記事の補足記事にしようと思います。

夫が支援級の子どもたち、とりわけ通常級との交流がある子どもたちへの指導において意識していること。
それは、その子自身が今後、どのような進路に進みたいかどうか、だそうです。
その子が普通高校に進学したいのか、サポート校へ進みたいのか、定時制なのか就職なのか。
その進路によって中学時代のうちに身につけなければならない力は変わります。

その中でも私が特に大切だと思う力があります。それは、あらゆる人がいるコミュニティの中で周囲の人、そして自らの特性と共生する力です。

どこかで「自立」とは、周りの人に頼れることだと聞いたことがあります。
支援級の子どもたちに限らず、誰しも苦手なことやどうしてもできないことはあるはずです。
そうしたとき、それを周りの人に理解してもらい、支えてもらうことは人が自分の力で生きるために必要なスキルです。

子どもたち自身が自分の特性を少しずつ理解し、向き合い、それと上手く共生しながら自分で選んだ道を生きる力を育むという視点は、子どもたちひとりひとりが自分らしく生きていくための「教育」に必要な視点のひとつだと思います。
確かに社会に出ると、多様性に理解のある人ばかりではありません。
そして、自分の特性を他人に発信することは勇気の要ることです。
しかし、先日の記事でも触れたように、これからの社会をつくっていく今の子どもたちであれば、お互いの特性を当たり前に受容し支え合う社会を自然と築くことができるのではないかと思います。

子どもたちが当たり前に自分の特性を発信でき、それを周りが当たり前に受容する土壌をつくる。
学校現場の先生方には、その道筋を開く一助になっていただきたいなぁと思います。

あじさいの花は咲くその土壌の性質によって、色合いが変わると言いますよね。
子どもたちもどのような土壌で成長し、生きていくかによってその人生の彩りは変わるかもしれません。
子どもたちが自分らしい色で咲き誇れる豊かな土壌がどんどんできると嬉しいですね。

書きたい記事はたくさんあるのですが、なかなか追いつかず、もどかしい毎日です🥲
1日48時間くらいほしいよぉー!

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