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【教員妻の夫観察日記】#11 働くのが上手な夫と働くのが苦手な妻

こんばんは。
ようやく咲いてくれたと思った桜もなんだかどんどん咲き進み、
お花見ができるか不安になってきている、すみ佳です。
新年度、新たな環境で新たなチャレンジをする人も多い季節ですね。
私は、特にそういうわけではありませんが、春は何もなくともワクワクドキドキウキウキします。

さて、今日はタイトルについて。
妻の私から見ても、夫はうまく仕事をしているなぁ、と思います。
私には言わない葛藤や悩みもあるでしょうし、とても大変な職業であることは間違いありませんが、楽しく生き生きと働いていると思います。

一方、妻の私は働くのがどうも苦手です。
特に新卒で働き始めた頃や新婚当初は本当に働くのが苦痛でした。
もちろん、仕事を通して得る喜びはありました。周囲の人にも、恵まれていたと思います。
ただ、仕事をしていくうちに、この仕事が会社の何の役に立っているのか、こんなに残業して追い詰められて、この事務作業って必要なのか、私は正当に評価されているのか、ジレンマや葛藤と同時に心の病も発症し、ボロボロのOL時代でした。
夫は「働きたくないなら働かなくていいよ」と言ってくれるので、その後は自分が何だったら楽しく働けるのか、模索も兼ねていろいろなことにチャレンジさせてもらっています。

夫と私は何が違うのか、充実した社会人生活を送るためには何が大切か、
夫の様子と私の内省を踏まえると次の3点が挙げられます。

・自分の働く目的は何か
・自分の軸はあるか、それは何か
・自分の得意を生かせるか

まぁ正直、これはそこで働いてみないとわからない部分も大きいです。
ただ、こんな私が細くても長く続いていることは上記3点に当てはまるのです。
夫の教員としての話を聞いていても、目的や軸が全然ぶれないなぁと思います。
(それは時に周囲の人に多大な迷惑をかけるので、もっと柔軟になってほしい、と思うこともありますが、ここでは目を瞑ります。)

教員が子どもたちや保護者の方から信頼される要素としてもこの3つは大切でしょう。
特に夫は、子どもたちを叱るとき、その基準がぶれてはダメだとよく言っています。
子どもたち自身が「これは○○先生、怒るだろうな」と思うくらい、自分の軸、自分の考え方をしっかり持ち、それを周囲に発信することは、自分と周囲の人との信頼関係を築く礎のひとつになります。
そしてそれは、先生自身が自分の指導方針に迷走しないための、道標にもなるでしょう。

話が少しずれてしまいました。
結局、夫と私では元々の性格がかなり違うので、比較にはならないのですが、楽しく働く夫を見ていると、そういうことなのかなぁと思います。
ただ、いろんなきれいごとよりも何よりも伝えたいことは、
しんどいときは休んでいいし、嫌なことは嫌だと言っていいし、疑問に思うことがあれば上司だろうが社長だろうがぶつけていいんじゃないか、ということです。
あるとき「クビになってもいいから、思ったこと言ってこい!」と夫の背中を押したことがあります。
これは妻として、何があっても夫の味方でいなければならないと思ったからでもありますが、ボロボロのOL時代を経た私が、自分の社会人生活と比べながら夫が働く様子を見ていて考え方が変わったからです。

生活をするために働くことは必要なことです。
ほぼ夫の稼ぎで生活している私が何を言っても、説得力がないことはわかります。
ただ、働くことが人生のすべてではありません。
心身ともに健やかにHAPPYな時間を過ごすことが、あなたにとっても、あなたの周りの人にとっても一番重要なことだと思います。
仕事に自分を消される必要はありません。

こうやってながーい記事を書くと、読者の方は疲れてしまうのはよくわかるのですが、どうしても長文になってしまいますね。。。
次回はポップな話題にします!
さぁ、夕飯の準備をしよう。


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