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料理研究家になるまで

今日はよく質問を受けるどうやって料理研究家になったのかをまとめてみます。

美術系の短大を卒業した後、5年ほど無印良品で販売のお仕事をしていました。仕事は楽しかったけれど、物がどんどん売れていく事に恐ろしさを感じてしまい何か自分で作ることを仕事にしたいと飲食業界に転職しました。

未経験からの転職でしたが、当時流行っていたカフェの立ち上げメンバーに入れていただけて飲食事業部の社員としてお菓子の製造やパン作り。カフェの運営に携わりました。料理をやりたいなと思っていたけれど最初の職場ではお菓子とパン、たまにサラダを作るぐらいでしたのでもう少し違う形で料理をやりたいなと3年で退職しました。

そこから少しの準備期間を経て、30歳から約10年間実家の飲食店の手伝いをしていました。実家の手伝いをしていたと話すとそこで料理を覚えたのですねと言われますが実際には皿洗いやアルバイトの方のシフトを作ったり掃除や片付けが主な仕事でした。ランチが終わったあとの賄いが担当でしたので、15分ぐらいで10人分の料理を作っていたのでそこで料理を覚えたと思います。

転機になったのは、実家を手伝い始めて数年経つ頃。お客様でいらしてくださっていた当時は第1プログレスという出版社に所属されてらした手紙舎の北島さんとの出会いでした。当時から既に大人気だったもみじ市に出店することが決まり、できる事は何かと考えて雑穀で作ったロールキャベツの販売をしました。賄いを作るのと同じような感覚で作りましたが、運良く即完売して2回ほど出店の機会をいただきました。その時に作った屋号が「すみや」を始めるキッカケになりました。

そこからの縁が広がって、出張食堂などの機会が増えていきましたが当時既にご活躍されていたなかしましほさんから連絡をいただき賄いのお弁当などを担当する事になり撮影現場などのお弁当を作る機会をいただきました。3年ほど賄いなどを担当するうちに口コミで評判が広がっていき出版にも声をかけていただく事が増えてきました。お弁当を作っていたので、お弁当の本を作りませんか?と何人かの編集者さんからお声がけいただきましたが最初の本を作った編集者さんとの出会いは少し違っていました。初対面で一時間半ぐらいお話しさせていただき、話終わった時には

「最初は普通のご飯の本を作りましょう!」

とおっしゃっていただきました。えっ?普通のご飯て何?なぜと思いましたがお弁当の本を最初に出すとお弁当の人というイメージが付いてしまうので普通のご飯の本を最初に作って広く知っていただいてから2冊目でお弁当の本を作りましょうとおっしゃっていただきました。

これが編集者さんの視点というものか!と感激しましたし、最初の本はぜひこの方と作りたいと思うキッカケになった会話でした。そこから出版が決まるまでは一年半ほどかかりましたがお弁当の本を一冊作れたら充分と思っていたところから何冊かの料理の単行本を作りたいと夢が広がったこの日が料理研究家になるキッカケになったと思います!

続きはまた改めて。














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