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地獄の鬼こそ、地獄に落ちなさい

地獄の鬼はどういった了見で、地獄に落ちてくる人を、八つ裂きにしたり、釜で煮たり、火あぶりにしたり、串刺しにしたりするんだ?
「鬼こそ地獄に落ちろ」ってはなしよ!

特に賽の河原での石積み!!
命を粗末にして死ぬ子供は一人もいない。なのになぜ親より先に死んだからといって石積みさせるのですか!
親より先に死んだのは100%大人の責任、親の責任です。子供には1ミリたりとも罪はない。

もしかしたら、「賽の河原の石積み」は、そんな話ではなかったのではないかと思う。
子供を亡くしたといってずっと悲しでいると、亡くなった子供が賽の河原で石積みさせられる。だから早く悲しみを乗り越えて前に歩けと。悲しみを乗り越えるのはかなり難しい、親に向けた話でだったのではないかと思う。

「一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため、三つ積んでは・・・」

賽の河原での石積みは、今日この時点をもって終了。上に登りなさい。

◇ ◇ ◇

そもそも、そもそも地獄という場所を発想して、それを広めた人は誰?
そのせいで地獄が出来てしまったではないか!

地獄に落るような人が生まれるこの世界を作ったのは神だろう? それなら神が責任とって地獄に落ちなさい。

本当に神がいたとしたら、地獄の存在を作り上げた愚かな人間に涙を流しているだろう。


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