沖縄民話ムーチー(鬼餅)。鬼となってしまった兄に、ホーミをチラ見させた妹の想い。
旧暦12月8日に行われる行事「ムーチー」は、ふかし餅を香りの良い月桃の葉で包んで友達や親戚に配り、厄払いをして健康や長寿を祈願する行事です。
この行事「ムーチー」の由来にまつわる民話が興味深い物語となっており、子供向けと大人向けの二種類が存在します。
子供向けのものは、お話の中に「下の口」(ホーミ、訳:マ◯コ)の表現があるため、子供たちに読み聞かせする際に困った大人が、子供向けに改変したものです。絵本として出版されているムーチーの物語は、子供向けに改変されたものになりますが、