得意不得意は、自分軸で決めるべし。
こんばんは、スミレです。
明日は多少朝寝坊でも平気な時間割のため、ほぼ1週間ぶりにしっかりと記事を書こうと思います。
書くことと言えばこれしかない、新生活の様子!
前回はこんな記事を投稿しました↓
要約すると、「喋るの苦手すぎて新生活が怖い」という内容です。
結果だけ言いますと、全くの杞憂でした。
初日から隣の席の人に声をかけたり(緊張で先生の話を聞き損ね、メモを見せてもらった)。
社会人経験のあるクラスメイトが積極的に話に行くタイプで、私も相手してもらったり。
下校中に地元が同じなクラスメイトと話しながら歩いたり。
大前提として、制作の授業もデザインの授業も、めちゃくちゃ楽しいです。
東京の、冗談みたいな満員電車によるストレスが全部吹き飛ぶほど、学校の授業が楽しみで仕方がない。
その上で、「人と話す」というハードルをあっさり乗り越えているのが現状です。なんて幸先のいいスタートなのでしょう。
「私は喋ることが『大の』苦手である」から「私は喋ることが『ちょっと』苦手である」に進化しました。苦手意識はまだまだ根強いですがね、それでもこれはれっきとした進化です。
この進化には、こんなきっかけがありまして。
『溜め込まずに、言葉として出しちゃおうと思う話。』でちょろっと書いた、今通っている精神科の先生なんですけれど、授業開始前のタイミングで診察してもらった時にこう言われました。
私
「喋るのが苦手すぎて、専門学校でやっていけるか不安です」
先生
「新しい環境に緊張してるのもあると思うよ、慣れれば大丈夫。
だって今ふたりで話してる分には全く問題ないもの」
はい、私、ちゃんと喋れていたみたいです。
事前に予約を入れていたから、あらかじめ話す内容を脳内シミュレーションしまくったという要因も、もちろんあるわけですが。
そういう私なりの努力がしっかり実っているという言質をとれた、という意味でも、先生の言葉は嬉しいものでした。
で、ふと疑問に思ったのです。
なんで私は喋ることへの苦手意識を手放せないんだろう。
第三者から「全く問題ない」って言われているのに。
なんか不思議なことが起きてるぞ、と思いながら過ごしていると、私の書いた記事にこんなコメントが寄せられていることに気づきました。
特に赤線のところにハッとしまして。
そうじゃん、私、高校でたくさん頑張ったじゃん。
「自分が自分の1番の味方になる」って言って、なんとか快適に生きられる土台を作ったじゃん。
環境の変化が大きいとわかっている分、より慎重に、自分の心に寄り添わねば。焦らず、ひとつずつ取り組んで行こう。
なんというか、自分軸って大事だな、と感じたのです。
そして専門学校での授業が始まって数日が経過し、私が言う「苦手」の定義をやっと理解しまして。
例えば「喋ることが苦手」。
これ、正確に言うと「万人を快適に過ごさせてあげるために、なにもかも上手に振る舞わねばならない」という強迫観念めいたものが私の中にあっただけでした。
うーん、なんというか、他人を満足させてあげたいとか、役に立たないといけないとか、周りから変に浮きたくないとか、そういう思いが強いんでしょうか。
でもこれって、達成できているか確認できないんですよ。
自分では上手くやったつもりでも、相手もそう思ってくれるとは限らない。
「全く問題ない」「大丈夫だったよ」と言ってもらえても、気を遣ってそう言っている・お世辞の「可能性」はいくらでも作り出せる。
より上手くやるためのひとり反省会では、私が私に送る酷評ばかりが増えていく……。
相手の中にしかない何らかのラインを超えられているかを採点基準にしていると、自分で勝手に減点しまくっちゃうから、自信が持てない・苦手意識を手放せないんだと思ったのです。
自分の得意か苦手かを、他人軸で判断しようとしていた。これが私の感じる生きにくさだったかも知れません。
じゃあこれも自分軸で捉えればいいんじゃね、と思いまして。
私が楽しめたかどうかで、得意か苦手かを決めてもいいんじゃね、と。
なんなら採点形式で考えるのやめちゃえばいいんじゃね、と。
人と喋る時、未だに過剰な緊張感を覚えることはあります。でも専門学校のクラスメイトと関わる時、緊張よりも楽しさが勝っています。
得意とはまだ言えないけれど、好きではあるぞ、人との会話が。
そんな意識の変化が起きてからというもの、人生エンジョイ勢としてより磨きがかかったような気がします。
何か言葉を口から発さないといけない場面でも、「アッこれから苦手なことをしなきゃいけないんだ」とは思わなくなった。
ある意味で、他人の目や評価を気にしなくなった。
それだけでも随分と世界が優しく見えるようになりました。
いやあ、高校時代の頑張りで本当に救われましたね。コミュニケーションの練習になる授業に参加しまくったことで身についたアレコレがあったからこそ、ここまで考え抜くための余裕が生まれたのですから。
……さて、締め方が全く思いつかないぞ、どうしよう。
まあ、はい、スミレは元気ですってことが伝わっていれば幸いです。
新年度、誰にとっても大変な時期ではあるでしょうけれど、共に生き抜いていきたいと思っています。
とりあえず明日頑張りましょう!明日を乗り切ったら土日ですから!(休日になるとは限らないけど……)
ここまで読んでくださりありがとうございます。
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