いつか君にまた会う日まで。

第三者にうまく伝わるように書けるかはわからないのだけれど、年明けくらいから、私にはいつか、娘に再会できる変な確信? 期待? そんなものを持つようになって。

基本的には、私はあの世があるとも思っていないし、死んだ身内と再会できるとも思ってはいないのだけれど(だって、そう信じてそんなことなかったら悲しすぎる)

でも……100%ないとは言えないし、もしかしたら臨終の混濁した頭がそんな嬉しい幻を見せてくれるかもしれないから。

夢……というよりは妄想に近いのかな?
ぴったり当てはまる言葉がないのだけれど。

なんでか特に理由もないのだけれど。
いつか……何年か何十年か先に、私の部屋のドアをいつものように遠慮がちに開けて、罰の悪そうな笑みを浮かべたあの子が帰ってくる気がする。その姿を夢想する。

そんなわけがないのはわかっているのだけれど。
栄養も何もないお菓子のように、今はその妄想を生きる支えの一つにしている。

幻でも、頭おかしくなったのでもいいから、いつか、そんな日が来たら力いっぱいあの子を抱きしめたい。


そしてやっぱり、これを書きながら涙が止まらない。

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