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読書感想文をChatGPTを使って1分で書いてみた

かけ AI(あい)実験室へ、ようこそ。

子供達の夏休みが始まりましたね。夏休みの宿題の一つで悩ましいのが読書感想文。実は、今、ライターとして文章を書く仕事をしている私ですが、その後に待ち構えている読書感想文が嫌で嫌で、本を読むのが嫌いになってしまったこともありました。本を読むこと自体は大好きだったんですけどね。今回、同じような読書感想文に苦手意識を持つ小学生がChatGPTを使って読書感想文を書いたら、どうなるか?実験をしてみます。

では、後で紹介する魔法の呪文(プロンプト)を入力して、クリック!…と。すると、あら不思議!1分もかからず、こんな読書感想文が出来上がりました!(一切、修正なし)

『フードバンクどろぼうをつかまえろ!』についての感想
 『フードバンクどろぼうをつかまえろ!』は、貧しい家族に食べ物を届けているフードバンクの食べ物が急になくなってしまったというお話です。主人公たちの少年たちは、どろぼうの正体を見つけるために大作戦を立てます。物語はドキドキワクワクの展開で、少年たちは協力して事件を解決しようとします。
 この本を読んで、とても楽しい気持ちになりました!少年たちがフードバンクの食べ物がなくなった理由を見つけるために、大冒険をするんです。ドキドキしながら一緒に事件を解決していく様子がとても面白かったです。
物語の中で、フードバンクの大切さや食べ物の大切さを感じることができました。少年たちは困っている人たちを助けるために頑張るんです。友達と力を合わせて困難を乗り越える姿勢がすごくかっこよかったです。
 この本を読んで、いくつかのことに気づきました。まず、貧しい家族がいることや食べ物が足りないという問題があることを知りました。フードバンクがどれだけ大切な存在なのかも分かりました。また、友達と協力することや困っている人を助けることの大切さも学びました。
物語の結末はとても嬉しくて、ワクワクしました。少年たちがどろぼうをつかまえることに成功するんです!みんなで力を合わせて事件を解決する様子はすごく感動的でした。
 『フードバンクどろぼうをつかまえろ!』は、ドキドキワクワクの冒険物語です。少年たちがフードバンクの食べ物がなくなった謎を解き明かすために大作戦を実行します。読んでいて楽しくて、少年たちの困難を乗り越える姿勢に感動しました。
この本を読むと、貧しい家族やフードバンクの大切さについて考えるきっかけになります。友達と協力することや困っている人を助けることの意義も学ぶことができます。物語の結末はとても嬉しく、読んだ後は元気になれることでしょう。

もう一つ、試しにクリック!

『中村哲物語:大地をうるおし平和につくした医師』についての感想
 『中村哲物語:大地をうるおし平和につくした医師』は、アフガニスタンで苦しむ人々を救うために奮闘した中村医師の生涯を描いた伝記です。医師としての活動にとどまらず、砂漠と化した土地に用水路を建設し、緑の大地を蘇らせるという驚きの事業に取り組みます。波乱に満ちた中村医師の生涯が、この本で綴られています。
 この本を読んで、中村医師のすごさと勇気に感動しました。彼はアフガニスタンの人々が病気や飢えに苦しんでいる現状を目の当たりにし、ただ治療するだけではなく、水を提供することの重要性に気づきました。そして、自ら行動に移し、砂漠の土地に用水路を作り、緑の大地を生み出しました。
中村医師の生き方や思いに共感しました。彼は自分の利益や成功よりも、目の前の状況をよくするために行動しました。その強い意志や寄り添う姿勢は素晴らしいです。この本を通じて、私たちも自分の周りの問題に目を向け、行動する大切さを学ぶことができました。
 この本を読んで、いくつかの気づきがありました。まず、中村医師の行動力や勇気に感銘を受けました。彼は自分の専門である医療だけでなく、社会的な問題にも真剣に向き合い、解決するための行動を起こしました。その姿勢は尊敬に値します。
 また、この本からは命を守るために水の重要性が伝わってきました。中村医師は砂漠の土地に用水路を作ることで、人々の生活を改善しました。水は生命の源であり、私たちも大切にしなければならないことを学びました。
まとめ: 『中村哲物語:大地をうるおし平和につくした医師』は、中村医師の波乱に満ちた生涯を描いた伝記です。彼の勇気と行動力に感動し、自分自身も問題に向き合い行動する大切さを学びました。
この本を通じて、水の重要性や命の尊さを再確認しました。中村医師の寄り添う姿勢や人を育てる姿勢にも感銘を受けました。彼の生き方から、私たちも自分の力で社会に貢献できることを学びました。
 『中村哲物語:大地をうるおし平和につくした医師』は、中村医師の素晴らしい行動に触れながら、勇気や思いやりの大切さを学ぶことができます。この本を読んで、自分も何か行動して世界を変えることができるかもしれません。

すごいですね~!
ほぼ普通に書いたのと変わりのない読書感想文が完成してくるじゃないですか。ちょっと手直しや整えは必要だけど、7割ぐらいはできてきています。使用したのは青少年読書感想文全国コンクールのホームページに載っている情報だけ。
読書感想文全国コンクール公式サイト (dokusyokansoubun.jp)

使った魔法の呪文(プロンプト)は次の通り。

あなたは小学生です。
『◯◯』という本についての感想を#以下の条件で教えてください。
本の内容は&以下を参照してください。

小学生でも理解できる単語を使用すること
800ー1200字で書くこと
小学生が書いた文章にすること 例:「子供たちにとっては、小学生にぴったり」などの言葉は使わない
以下の構成に準拠すること
タイトル
構成1 ストーリー要約
構成2 『(感想)』
構成3 『(気づき)』
まとめ

『(本のレビュー等をコピー&ペーストする)もしくは、URL』

読書感想文作成に使える魔法の呪文(プロンプト)

『』の部分に読みたい本のタイトルや内容をコピペして、後はChatGPTの実行ボタンを押すだけ。より良い内容にしたいなら、魔法の呪文(プロンプト)の『(感想)』部分に「変だと思ったこと」「へーっと思ったこと」「やってみたいと思ったこと」などを記入。さらに『(気付き)』部分に「自分ならこうする」「反対のことをした時の物語の展開はこうなりそう」「自分の体験と重ねてこんなことがあった」などの単語を思いつくままに追加すると、よりオリジナルな読書感想文が出来上がるでしょう。

本は楽しいし、考えるトレーニングになるし、ちょっと賢くなれた気がするので、たくさん読んだ方がいい。でも、読書感想文が苦手で本嫌いになるくらいだったら、ChatGPTを使ってちゃっちゃと済ませてしまうのも一つの手。大切なのは『』の部分に何を打ち込むか、それを考える発想力だと思います。

「かけAI(あい)」実験結果

ChatGPTはほぼ問題なく、読書感想文を書ける。

考察

ということは、これからの世の中は「文章を書く能力」よりも本からどんな「発想」を得られるかが重要なスキルになる。読書感想文を書くよりも1冊でも多くの本を読み、その「発想」を一文でアウトプットする能力を養う訓練が必要になってくるだろう。


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