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髪質改善推しのサロンはこれから二極化する

いつからだろうか、酸性ストレートが注目を浴びてきてからだろうか?

髪質改善という言葉がニューウェーブを起こし、
ひとつのムーブメントを起こした。

SNSなどで拡散され、
世の中は本来の美しさである美髪がブームにもなった。

ヘアサロン側としては、
グリオキシル酸をメインとした薬剤が髪質改善では多く使用された。

しかし髪質改善には定義がなく、これといった答えがないのである。

今まで僕が働いたサロンでも、
ただのシステムトリートメントの一部をつけるだけで
髪質改善トリートメントだと名乗っていることもあった。

流行りでしかも塗分けが単純で縮毛矯正よりハードルが低い髪質改善は、
あらゆる美容室の看板メニューとなった。

アシスタントに任せることも出来、
縮毛矯正よりリスクは少なく生産性も高い。

とりあえず稼げそうやしやっとくか!的なサロンが多くあった。

ところが数年たった現在でもいまだにどんどん進化を続け、
髪質改善のTOPプレイヤーもたくさん出てきている。

つまりとりあえず流行りでメニュー化しただけのサロンは、
今後数年で間違いなく需要や価値は下がりメニューとしては厳しくなる。

基本的に髪質改善としての結果が微妙なら、
髪質改善ではなく普通のTRで済ませるお客様も増えるし、
そこのお店ではしない。

すると在庫の無駄にもなるし客数が減る。
客数が減れば腕感覚も鈍るし需要がなければ新薬剤も取らなくなる。

つまりは負のループにはまり、
まともな経営者なら髪質改善ではないメニューに今後BETするだろう。

つまりは成功する店と衰退していく店に枝分かれしやすくなる。

なぜなら髪質改善には定義がないからこそ、
サロン差がより大きく生まれるのもまた事実なのだ。

今後も推していくのか?
切り替えて違うとこで勝負するのか?


経営者や店長は時代を先読みして、
この美容室戦国時代を生き抜いてもらいたい。

色んなジャンルの書きたいことを書いていきます。 是非とも応援よろしくお願いします。