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すみません!恨まないで!

 あなたのことすっごく好きだけど絶対お前より先に死ぬって思ってる 私が置いてかれないためにお前を絶対に置いていく ゆるしてね!

 事実じゃないことを本当のことにするチャンスをください 本当のことって前置きさせてくれたら本当のことになる 事実なんてどうでも良くて認識だけが全てでしかなくて、だから私が本当のことって言ったら本当のことなんだよ 私の世界でそれは絶対に本当のことで、私は嘘をついたことがない そう認識すればいい 目を外して世界を見ることなんて出来なくて、目は認識するための道具のひとつで、逆にそれでしかない だから私たちは認識のフィルター無しに世界とか宇宙に触ることは出来ない だから認識が全てなことわかる? そこを私はがっちり握り込むことに成功して、もう今や宇宙の王様になることだって朝飯前だ 例えば、今目の前にあるものを私が冷凍うどんだと認識したら私は冷凍うどんを手に入れることが出来る

 あなたの言うあなたってどれのことだか分からないし私の言うあなたは絶対あなたの意味だからちゃんと読んでほしい

 でも真剣に話して真剣に聞く態度のせいで過剰に棘張ってるみたいだなとわかった これまでの私の髄を捨てて、嘘も本当も適当に話そうかと思ったりもするけど、思わなかったりもする 誰もいなくなったってもういいやって思う あなたがいなくなったっていいやって思う 居なくなったら寂しいからもっと適当に話して適当に聞こうかって思う でもそれって寂しいって前提があって初めて私が折れるわけで、じゃあ寂しくなかったら寂しくなくなったら私って折れなくていいじゃん 折れない方がいいに決まってんじゃん って思ったらこれからは寂しくないって思う そう認知したから私は寂しくない!うれしい〜 だからこれからも私は真剣に話すし真剣に聞くよ あなたが適当に嘘言ってるとか無いし適当な冗談もない 窮屈な人なら絶対出ていくし、私は手も足も脳細胞も汚さなくて済むし、めちゃくちゃ快適だ さようなら

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