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一緒にデザインするのは、これからの人生を楽しむライフスタイル — 一級建築士 浦篤志さん

設計した家のお話をはじめたら、目がきらきら輝いて、まるで少年のよう。
一級建築士の浦篤志(うら・あつし)さんが語る、それぞれの暮らしの風景が広がるエピソードからは、そのご夫婦や家族が、どれだけその家での時間を愛しているかが伝わってきます。

手書きの図面や色見本も使いながら、家のイメージを伝える浦さん。
工程が進むと、3Dを使って立体で「感じて」もらうこともしながら、細部を確認していく。

その人にとってナンバーワンの家をつくる

浦さんは、この6月に新潟県見附市に浦篤志建築設計室Aura:オーラ)をオープンした一級建築士。
仕事や家族中心の生活がひと段落したり、子どもたちが手を離れたりして、これからは自分の人生に重心を移してセカンドライフを楽しみたいという方たちが、自分の「好き」をのびのびと実現していける場所や暮らしを提供したいと、住宅や店舗の設計を手がけています。

スタンダードな家のつくりに生活をあてはめるのではなく、その人にとってのナンバーワンの家をゼロベースから設計するのが、浦さんとの家づくり。

一人ひとりの「好き」や、大事にしている暮らしの中のひとこま、ちょっと個性的なこだわりも、その自由な発想と確かな建築の力で家という形にデザインしてゆく姿は、側から見ていても、本当に楽しそうです!

浦さん設計の大きな栗の木の下で」という名の家。
「豊かな自然環境と自然体で生きる家族のための住宅」として、ものつくり大学21世紀型木造住宅建設フォーラム主催のコンペで表彰された。

お客さまと一緒にデザインするのは「家」だけでなく、その方のこれからのライフスタイルだと言う浦さん。その視線は常に、そこで暮らしていくお客さまの笑顔と、住むほどに居心地良くなっていく1年後、もっと先のその家に向いています。

せっかくなら、人生走り切って終わりたい

20代後半から建築士としてのキャリアを積み、独立して設立した建築事務所で住宅の設計をはじめ、古民家再生、古民家カフェの運営などもしていた浦さんの転機は、姫路郊外の山の中に店を構えるパン屋キリクの設計を依頼されたこと。

店主ご夫婦が、自分の好きな場所で好きなパンを焼き、お客さんに喜ばれながらビジネスとしても育てていく姿に感動した浦さんは、建築士としての節目である45歳を前に、家族とともに学生時代を過ごした新潟に移住します。

薪窯パンキリクは、姫路の山奥の隠れ家のようなパン屋。
自然に囲まれた店舗だけでなく、山の麓に建つ店主の自宅も浦さんが設計した。

冬になると、朝は雪かきから始まる生活がスタート。

「地方移住」「田舎ぐらし」をリアルに体験しながら、建築士としては、再び設計事務所や工務店に勤務。最新の技術や、施主の方に家づくり自体を楽しんでもらうプロセスを磨いた上で、あらためて自分の信念を貫きたいと立ち上げた設計室がAuraです。

「せっかくなら、人生走り切って終わりたい」と浦さんが笑顔で言うと、ほんとに最後のさいごまで走っているのだろうなと思います。

大人になったからこそ、社会や誰かのための役割から距離をおける時が来たからこそ、叶えられる夢を応援したいという浦さん。人生の後半戦にもう一度、夢を追う拠点としての家、というのも、Auraとつくる住まいの一つの形です。

これからの人生を過ごす家について、相談に乗ります!

そんな浦さんの夢、ライフワークは、自然体のその人の居場所がある家づくりを通して、みんなが自分を自由に表現して生きることができる世界に貢献すること

Auraのホームページ


Auraのオープン記念として、現在、二拠点生活や別荘、リフォームなどを検討中または興味のある方向けに、1時間の無料オンライン相談を行なっています。

これからのセカンドライフのための家について、まずはちょっと相談してみたい、さまざまな家や店舗を手掛けてきた一級建築士の視点からのアドバイスが欲しいという方は、ぜひこのチャンスをご活用ください!

無料オンライン相談申込みフォーム:
https://aura-archi.design/work/#onlineform


ライフワーク・サポートのご感想

今回、浦さんがAuraをオープンされるにあたって、ライフワークの言語化とHPの制作をお手伝いさせていただきました。

* ご感想をいただきました *

設計事務所を作って自分の力を試すチャレンジは、これで二回目です。

前回の反省を踏まえつつ自分の強みを活かしたビジネスにしたいと考えている時に、ハナさんの存在を知りました。

私はこの業界に30年以上おり、すっかり専門バカになってしまっていますので、建築業界に染まっていないハナさんの視点は魅力的でした。

自分自身の歴史を棚卸して頂き、自分では魅力と思っていなかったことや、短所と思っていたことが、実は強みだったことに気づかせてくれた数々のセッションは今となっては良い思い出です。

ハナさんは気づきをたくさんくれますが、導いてくれるわけではないです。
ついつい水先案内人のように頼りにしてしまいますが、大切なことは自分で決めるように情報を整理してくれます。

気づかせる。勇気づける。応援する。

ひたすらに自分で考えることを諦めない限り、
ハナさんは静かに背中を押してくれる人でした。

出会えてよかった。
ありがとう。


浦さん、私の方こそ、本当にありがとうございました!
浦さんがお客さまのために設計していく家、そこに広がる何百人もの笑顔が、これからもずっと楽しみです!
(写真は、新潟のカメラマン金子和明さん撮影)


Aura(浦篤志建築設計室)についてはこちら!

Aura 公式HPhttps://aura-archi.design/

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