前回までで一応家の箱部分ができました。
あとは家財をいれないといけませんね。
全部作るというのもいいのですが、正直現代は家具がまじで安くて。
絶対にこのサイズと決まっているものや、大型のもの以外は買った方が早いです。リサイクルショップを巡るとかも非常にグッドです。
もちろん時間はかかってもいいから拘りたいんじゃ～って人は、手作りもいいと思います。

うちの家具の内訳はこんな感じでした。
買ったもの：
■リビングテーブルと椅子⇒規格品が山ほどある
■ソファ⇒リサイクルショップでいいのがあった(3万円
■キッチン食器棚⇒リサイクルショップでいいのがあった(2万円

作ったもの：
■キッチン作業台⇒大きさぴったりが欲しかった
■オーディオラック⇒大きさぴったりがほし(ry
■大型物置棚⇒大きさぴった(ry

【キッチン作業台】
まずはなんてことのないこれ。
ワンバイ材ツーバイ材をビスで留めただけの小学生工作モノ。

表面が雑な安物の木材は、やすりで整えてから色が濃い目の着色料やニスで整えると格好がつきます。ワトコオイルとか上品なやつはいい木材には映えますが安いモノには良くない気がしてます。
シャビーペイントとかもいいですね。安い材料はペイントで誤魔化していけ。材料費は3000円くらいです。

【オーディオラック】
真空管アンプやレコードプレイヤーを乗せるオーディオラックです。
これはレコードの大きさに合わせた棚が欲しかったので作成しました。
正確な大きさを忘れてしまいましたが1400x700x450mmくらいだったと思います。
6000円位の桐集成材2枚を使い、ビスを見せたくなかったのでダボはめ込み形式で製作しました。ダボとダボ用のドリルのピットも同時に購入しました。

大したもんではないですがアンプとラジオは全て自作です。
いつか店とか持った時にはオーディオには拘りたいと思っています。アンプもその時にまた作りたいです。
ラジオは。。。。雰囲気ですね。真空管はいいものです。
別にラジコで聞いてもいいんですが、深夜にチューニングする楽しさは電波を掬い上げるようで病みつきになります。
このラックの費用は約15000円でした。

【大型の物置棚】
元床の間に入れる、1800x500x1900程度の棚です。

このサイズになると、かわいいものは殆どなく、あってもアンティーク品などで非常に高価になります。
スチールの工業用の棚......はありですね。今考えるとありです。
(単管で組んだ枠にＯＳＢボードを乗せただけの棚とかも見たことありますが非常にGOODでした。工夫すれば色々大型の棚も安くできそうです。

しかし、当時は木製で探していたのでなかなか見つかりませんでした。
というわけで近所の木工作業スペースを借りてちゃちゃっとつくりました。

木工クラブのスペース。こういうのがあると本当に助かります。
他にも溶接のできる工場など、田舎に住んでDIYを考えるのならば、こういう地域活動の共有スペースも確認しておきたいポイントです。
作るといっても、カットはホームセンターでお願いしてしまっているので、金具をビス打ちして組むだけです。
最後にトリマーで溝を掘って有孔ボードを差し込んで固定して完成。

設置。もちろんですけどもぴったりです。材料は
●カフェ板:1180円x12枚:14160円
●L字I字金具:300円ｘ15個位:5000円
●ワンバイ材:2500円x2枚:5000円
●有孔ボード2枚くらい:3000円
なので三万円くらいでかかってしまいました。
結構高いですが、まぁ送料含めたとしてこんなものなら許容範囲でないでしょうか。大型の家具を北海道までとなると、送料で+1,2万になるのも作った理由の一つでした。

他にもこんな感じで有孔ボードやカフェ板を使ってそれなりに仕上げていきました。

本当は↑の右奥部分に机を作る予定だったのですが、結局それは途中で終わってしまいました。それだけが心残りです。
(天然木材のカットから天板の張り合わせまで行ったのですが。。。。

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あとはテレビをいれたり冷蔵庫をいれたりカーテンをつけたり。
というわけで完成の写真をどうぞ。

薪ストーブでポトフをやったり

自家製ピクルスをこさえたり

庭に耐熱煉瓦でピザ窯を作ってピザを焼いたり

夏の夜は毎日意味もなく庭で音楽流しながら焚火してご飯食べたりしてました。

・・・・・なんかいい生活してますね。北海道って感じです。
少し腹が立つくらいです。

作業途中の様子と比べると、すごく変わったのがわかるかと思います。
結構いい家に仕上がりました。
が、今はこの家には住んでいないんです。

さて、次回で最終回です。
このリノベを通してのまとめと、旅へと続く思考の話です。