夏の旅行日記がまだ三分の一くらい残っているのですが、もう気にしないですぐに書ける方を先にいきます！

新年早々、家族に誘われて「蜷川実花展　Eternity in a Moment　瞬きの中の永遠」に行ってきました。虎ノ門ヒルズ・ステーションタワーの４５階にある、ギャラリーを備えた東京ノードという複合施設。ここには初めてお邪魔しました。

「溢れんばかりの」と言う形容がピッタリな色、花、蝶、金魚、町のネオンの世界。蜷川さん全開です。こんなにあったらクドいと思うのですが、実際その中に入ってみると意外に心地いい……埋もれると言うより、花や色と一体化したような気分になります。

映像空間では広々とした部屋で気持ちいいソファやクッションの上に寝転がり、目の前に広がる色の変化にただ埋もれるだけ。頭がスッキリします。
映像と音楽を融合させて現実のすぐ隣にある別の世界に導く…そんな感じです。

近い将来、こんな風に気分転換や癒しのためにちょっと映画館に入り、ストーリー性のない音楽と映像だけの短編映画を見る、なんていうのも流行るかも知れないなと思いました。それでも記憶に残るのは艶やかな色、これが蜷川さんの力ですね。

この蜷川実花展は２月２５日まで同所で開催されています。