フローズンのあらすじをざっくり説明すると、
恋人同士＋男の友人の三名でスキー場へ遊びにいく
終了時間間際にもう一回だけとリフトに乗り込む三人
係員が勘違いしてリフトを止める　止めた場所はかなり高い位置
週末だけしか営業していないスキー場の為、救助が来る確率は低い
絶望的な状況でどうする、という内容

高所恐怖症の人が見たら震えるのは間違いない
是非ウィンタースポーツを楽しむ人と一緒に観てほしい

スマホあるから今は救助楽勝とか考えている人もいそうだけど（作中には出て来ない）もし電波が届かない場所だったら？
スキー場に行ったと家族に話しているから救助されるはずと思っても、遊びにいったのだから帰りは遅いのは当然と気付かれるのはいつになるやら

雪の上に飛び降りたら骨折で済む、わけでもない
打ち所が悪かったら首からぽっきりというケースもあるわけで、なかなか思い切って飛び降りるのは難しい
でも飛び降りないと助けを求めにいけない
飛び降りる勇気があるかどうか

ま、飛び降りてもこの作品は更に恐ろしい展開が待っているのだけどね

しかしこの件が公になった時、スキー場の管理が責められるのは当然として、無理を言ってリフトに乗った三人（他の客はとっくに降りていた）に対して批判の声が全く無さそうなのが今の時代の怖いところ。

なんで無理言って乗ったんだ、自己責任、といった批判の声がありそうと思うと一気にホラー映画にも見えてきます。