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雨が降った日の話【ハイエース暮らしの旅日記】

6時。
外からポツポツと音が聞こえたので窓を開けると雨が降っていた。
スマホを開き天気予報を見ると雨は1日降り続くらしい。
私は開閉を繰り返す自動扉のごとく至極当然のように起き上がった体をそっと床へ下ろした。
「二度寝」
社会不適合Lv1。

8時。
レオさんに朝だよと言われ大慌て風に飛び起きる。
不覚。ではない。計画的犯行である。
どうしたもんかと一応あたふたはしてみるものの、なんせ今日は1日雨予報。
気を取り直してゆっくり身支度。
「責任感の欠如」
社会不適合Lv2。

朝食は安定のハムマヨキャベツサンド+各自お好きなジャムパン。
そろそろ新たなメニューを考案しないといけないなと日々考えている。

YouTubeでクリームチーズとアボカドとスモークサーモンとレタスをサンドしている人がいて憧れた。
しかし家族4人でその食材を朝から使うとなると財布が泣き出すので憧れだけに留めておく。

包丁があればレパートリーも広がりそうだが所持して良いのか分からないため万全を期して今のところ小さなハサミで乗り切っている。
(その辺りに詳しい方がいたら詳しく教えて頂きたい。)
しかしハサミのキャパは案の定狭く、実際大根を糠に漬けようと半分にカットするを試みたが指が変な方向へ曲がった。
パンを切る位が丁度よさそうだ。

これは全然関係ない晴れてる日の窓
結露がすごい


10時。
相変わらず雨は降り続いていたので各々仕事をしたりゲームや人形で遊ぶをして過ごした。

先日絵を描くことが好きだと言う娘に少し高価なスケッチブックをプレゼントした。
素敵な風景や心に残る一日のワンシーンを思い出しながら描くといいよと伝えると早速鉛筆を取りだし楽しそうに描いていた。

やれと言われたことはやらず、やるなと言われたことをやる性分は人生において1番非効率的だと言うことを私はよく知っている。
アドバイスを素直に受け取れる純粋さは私も見習わなければいけないなと思った。

14時。
遅めの昼ごはんは炊飯器でおでんを温めて食べた。
水の分量を間違えてしまい家族全員塩分過多になってしまう。
「なんかしょっぱいね」とつぶやく家族を横目にこっそり水を足し温め直した。

「隠蔽」
社会不適合Lv3。
こういうところである。

こんな感じてのんびり過ごした一日。

昼間の影響は夜からしっかり出始めた。
浮腫は辛い。
明日の朝が思いやられる。

子供たちが暇そうにしていたので次雨が降ったら銭湯でのんびり過ごすのもいいかもしれない。

まだまだ改善点は沢山ある私たちの旅。
そして私が社会に適合できるまでの道のりもまだ長そうだ。
双方試行錯誤を繰り返して少しづつ成長していければいい。

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