2020.01.21 陽のあたる坂道で

2020年1月現在に感じる坂道の傾斜について考えたことを書きました。
基本的に私は坂道のテレビ番組しか見ない程度の者です。この3年番組を見ていて感じていることです。

この記事の内容は坂道関連の30分バラエティ番組(テレ東の坂道枠と日テレの旧BINGO枠)についてが比較しやすいので主になっています。
AKB坂道フォーマットのバラエティ、各番組のMC座組で色々思うことがありましたが、欅だけMCにサディストがいないからバラエティ対応能力がイマイチ上がらなかったのかなという気がしました。

各番組のMC
 乃木坂46
 乃木坂ってどこ?/乃木坂工事中
  →バナナマン(設楽統、日村勇紀)
 NOGIBINGO!
  →イジリ―岡田

 乃木坂46(4期)
 乃木坂どこへ
  →さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)

 欅坂46
 欅って書けない?
  →土田晃之、澤部佑(ハライチ)
 KEYABINGO!
  →サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)

 日向坂46
 ひらがな推し/日向坂で会いましょう
  →オードリー(若林正恭、春日俊彰)
 NINABINHO!
  →小藪千豊

ご覧のように、乃木坂のバナナマン設楽、日向坂のオードリー若林、小藪のような人間性(お笑いサディスト)のMCが欅坂には絡んでいない事が分かります。今、乃木坂4期がさらばの森田(と設楽)と番組やっていることで、今後、欅坂のバラエティ能力を軽々超えていく未来が見えます。(特に1期生)

欅坂1期生についてはバラエティに関して言えば、素材が良いメンバーほど早く抜けて(卒業・脱退)行ってしまう感じがあります。現在のけやかけが2期生メインの企画に移行しているのは、残された1期生よりも2期生の方がフレッシュでまだキャラクターが固まっておらず、伸びしろもあると考えれば賢明な判断なのかなと思います。実際バラエティ適性が高いメンバーも2期生には多いように思います。
けやかけのMC土田・澤部の2人は欅坂のスタートダッシュには向いていたかもしれないし、その後KEYABINGOのMCで当たったのがサンドウィッチマンだったのは欅坂にとっては不幸だったのかもしれないですね。その瞬間の完成度は高くなっていたし、番組の企画も堅い内容が多かったので、十分な面白さがあった。
しかし、最終的に個々のバラエティ能力の向上には繋がらなかった。団体芸で作られてきた空気から、どんどん人が抜けて行ったら、熱が上がって行かないし盛り上がらないし面白みが減っていったように思います。今のけやかけは結構厳しい感じがします。(1期生→2期生の企画よりも、2期生+1期生の組み合わせの方が良いと思っていますが、1期生は今吹っ切れないともう難しいような気がします)

土田・澤部の優しい進行の中で、志田・ねる長濱あたりのサディスト(本質は知りませんが、言動行動ではこの辺りがフックになっていたと思います)が機能していたので団体芸の中でもさらに熱が生まれていた感覚はありました。

乃木坂に関しては、キャリアがあるし個々のメンバー企画のようなものも強めに出来る土壌がある(秋元真夏いじりとか)上に、日村いじりにメンバー含めて回れる(設楽が主犯ではあるが)環境の構築ができているのが大きい。
日向坂の幸運は、元々バラエティ適性の高いメンバーがいること、いじられても引かないメンバーがいる上に若林・小藪と向き合う中での笑いへの向き合い方が良い方向に働いたと思います。日向坂の可愛いところが見たい人に向けてキン肉マン大喜利を当てるのは正解ではないかも知れないですし、企画がおじさんに向き過ぎているというのも分かりますが、この1年でいえば、ひらがな推し→ひなましょうが1番面白いと思っています。(大喜利系企画をやり過ぎだとは思いますが)

ということで、欅坂は2期生が番組を引っ張るようになれば、バラエティ出演者として復活の目もあると思いますし、乃木坂は安定、日向坂はおじさんに向けてこれからもやってほしいです。齋藤京子さんの怒り(もっとアイドルっぽい企画がやりたい)も分かりますが、アイドルはそういうものであるという側面があります。(けやかけの最初1年半くらいは非常に面白かったので)

私は坂道のテレビ番組にハマったタイプの人間なので、番組が面白いことが正義だと考えているので、こんな感じになりました。

欅坂は団体芸(「常にチームプレー」)という話を武元さんがしています(4:25くらいから)https://www.youtube.com/watch?v=eu7MT0KVoGY&fbclid=IwAR30Im6BuYk94r3QUsvb1KaDy2EpkAJ4nPdqMtaCiQ0pamAHlUmMmQqEk2c

※20200227一部修正

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