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長谷部誠選手から見習う精神的安定性と信頼を勝ち得る力

お仕事お疲れ様です。仕事をしていく中で色んな場面に出くわすと思います。困難な課題や仕事に立ち向かうこともあるでしょう。そんなとき鍵になるのは、どれだけ精神的に安定な状態をキープできるかです。仕事を任されることや、人と一緒に仕事をすることにあたっては、お互いの信頼関係がマストになります。

今回は、サッカー日本代表の精神的支柱となり、歴代日本代表監督5人から厚い信頼を勝ち得て、キャプテンに指名されつづけた、長谷部誠選手と取り上げ、今後のキャリアアップやレベルアップをしたいビジネスマンの方向けにヒントとなれば幸いです。

長谷部誠選手とは?どんな略歴?

1984年1月18日生まれ、静岡県藤枝市の出身。サッカーを始めたのは3歳。早い。

高校はサッカーの名門と呼ばれている、藤枝東高校に入学。

2001年の全国総体では準優勝し、その翌年に浦和レッズに入団。

2008年にはドイツのヴォルフスブルクへ移籍。南アフリカワールドカップから日本代表キャプテンを5人の監督の下で務め続けた。これすごいことですよね。信頼され続けたことの証だと思います。

2013年にFCニュルンベルクへ移籍。

現在は、アイントラハト・フランクフルトに在籍。

好きなアーティストはミスターチルドレン。めちゃくちゃ共感です。

(長谷部選手の公式サイトはこちら)

心を整えるには?

ここからは長谷部選手の著書「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」を一部紹介しながら、ヒントを得ていきます。

長谷部選手にとっては「心」は「車のエンジン」「ピアノの弦」であり、「心」は「調整するもの」「調律するもの」とのことで、さらに言えば「心をメンテナンスする・整える」ことを常に意識しているとのことです。

常に心を安定した状態に整えているからこそ、どんな状況でも一定以上のパフォーマンスができるというのが長谷部選手の強みなんだなと感じました。

一般的に心・メンタルは「強くする」という表現が多いように感じますが、まずそこで捉え方が違っているなと思いました。

長谷部選手の心に関する考え方や捉え方はわかりました。どんな習慣づけをして実践しているのか見ていきます。

◇意識して心を鎮める時間を作る

長谷部選手は1日の最後に必ず30分間、心を鎮める時間を作っているそうです。

ベッドに横になって、息を整えながら全身の力を抜き、ぼーっとするときもあれば、頭に浮かんだことについて思考を巡らせながら、ざわざわした心を鎮めていくそうです。

意識して時間作ることは大事ですね。

◇整理整頓は心の掃除に通じる

ドイツには「整理整頓は、人生の半分である」ということわざがあるそうです。日頃から整理整頓を心掛けていれば、生活や仕事に規律と秩序がもたらされることから、整理整頓は人生の半分と言えるくらい大事という意味なんだとか。

長谷部選手は、このことわざに共感できると述べています。

朝起きたら、ベッドメイキング・本棚整理・テーブルの上の物の整理をしているとのこと。

このとき気を付けることは、気を遣いすぎないことであり、80点くらいの清潔感を保つようにしているとのことです。

信頼を得るには?

長谷部選手はどのように信頼を得てきたのでしょうか。そのヒントに迫ります。

◇組織の穴を埋める

長谷部選手は、自分自身のことをサッカー選手として一目でわかるような突出した武器がない、ということを自覚していたそうです。これは意外でした。

だからこそ、何か人と違うストロングポイントを示さなければならず、長谷部選手にとってのストロングポイントは「組織に足りないものを補う」ことという結論に至ったようです。

ヴォルフスブルクに所属していた際には、何とか自分が得点しようという選手が多く、守備意識が薄いことに気づいたそうです。

だからこそ、チームのバランスを最優先で考え、攻めあがる選手がいたら、中盤に留まって相手カウンターに備えるなどをしていたそうです。

自分のエゴを抑え、組織・チームの成功を優先してきた姿勢が信頼を勝ち得る一因になったんだと思います。

◇監督の言葉にしない意図・行間を読む

長谷部選手は新選手の加入により先発から外れることが多くなったときがあったそうです。この事実だけを見れば、ふてくされてしまう人もいるかもしれません。

長谷部選手の場合は、監督がどんな支持を出し、どんなプレーに一喜一憂するのか観察するチャンスだと捉えていたようです。さすがです。監督はリスクの高いパスを嫌っていることがわかったそうです。それを踏まえて、確実なパスを心がけるようになったんだとか。

これは仕事のとき、上司だったり、取引先だったり、仕事仲間だったりでも同じではないでしょうか。言葉には出さないけど、じっくり観察することで意図や行間を読み取り、それを踏まえて行動することによって信頼というのは生まれるんだろうと感じました。

まとめ

今回、長谷部選手と取り上げて、精神的な安定性のヒントや信頼を得るためのヒントを一部つかむことができたように思います。

ビジネスマンの皆さんにとって、今後のキャリアアップやレベルアップにあたって素地になる要素だと思いますので、是非参考にしてみてください。

もっと知りたいという方は長谷部選手の著書を読んでみてください!

是非活かして良い結果に繋げていきましょう!












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