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経営のお悩み相談38|生成AIの法的リスク

サンカラ・弁護士の瀧澤です。

最近だいぶ涼しくなってきましたが体調を崩していませんか?

私はこの数年サウナにハマっているのですが、この季節は、サウナを入った後の外気浴がとても心地よく感じ、「整い」やすくなります。

外気浴をしていると、気持ちも前向きになり、色々と前向きなアイディアも浮かんでくるものです。

皆さんも是非「サ活」をしてみてくださいね。

さて、今週は、メルマガ読者のみなさんからいただいたご質問に専門家が答える、Q&Aの時間です。

メルマガの読者向けには、無料で回答をしているものですので、登録すると、今後の発行分は無料で閲覧できます。

ペンネーム 「クリエーター(サービス業)」さんからご質問をいただいております。

さっそくご質問を見ていきましょう。

質問内容

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商用利用OKの画像生成AIで作成した画像は、ほんとに商用利用しても問題ないでしょうか?

既存の写真などをもとに画像作成させる場合、元の写真に似た画像や誰かの肖像権を侵害することにならないか不安です。

画像生成AIを使っていても、いつの間にか権利侵害になっているようなパターンがあれば教えてください。
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生成AIとは?

昨今生成AI(Generative AI)が大きな注目を集めています。

・「生成AI」って何だ?
・強いの?
・美味しいの?

って思われる方も多いと思います。

「生成AI」とはAIの1種類です。

ただ、従来のAIが定型作業の自動化が主な目的であったのですが、「生成AI」は生成するために学習することができるのが特徴です。

例えば、生成AIのアプリケーションとして有名なChatGPTであれば、条件に応じた文章を生成することができますし、新たなデータを入力して学習することができ、生成する文章の精度を高めることができるのです。

法的な問題はつきもの

ただ、生成AIにもやはり法的な問題はつきものです。

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