見出し画像

経営のお悩み相談42|税理士でも意見が違う?

年の瀬ですね。この時期の年末調整から繁忙期の始まりを感じます。

税理士の柿本です。

さて、今週は、メルマガ読者のみなさんからいただいたご質問に専門家が答える、Q&Aの時間です。

メルマガの読者向けには、無料で回答をしているものですので、登録すると、今後の発行分は無料で閲覧できます。

ペンネーム 「古時計(卸売業・小売業)」さんからのご質問です。

さっそく見ていきましょう。

質問内容

===

決算が近づいてきたので、節税対策についていろいろと調べています。

そんな中、知人の税理士から「節税対策になる」と言われたものがあったので、私の顧問税理士に相談してみました。

すると、顧問税理士からは、「それは経費にはできないから、節税対策にはならない」という返事が来ました。

税理士間で答えがちがうのは、なんとなく納得できないのですが、この場合はやはり、顧問税理士の指示に従うしかないのでしょうか?

===

時期的に駆け込み経費(?)のご相談も多い今日この頃ですが、
読者の皆様も顧問税理士の意見に納得できなかったことはないですか?

自身では経費と思っていたのに税理士が認めてくれず経費から外された、なんて思いをされたことがあったり……。

今回の事案でも具体的な事情をうかがってみないと確かなことは言えないのですが、

税理士間でも答えが異なるのは、実はけっこうよくあります。

異なる結論に至る原因

税理士としての知識経験の差によることもあるとは思いますが、

それを除けば大きな原因のひとつに、

ここから先は

901字
この記事のみ ¥ 100

もし、読んでみて、「使えそうだ」「役に立った」と思ったら、ご支援いただけると嬉しいです。より質の高い情報提供のために活用させていただきます。