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Maro Fes 2020

私とmaroちゃんの話を聞いて下さい。

私は陶器の素焼きに絵を描くことを
途中お休みしつつ20数年続けています。

1996年頃、
名古屋の本山という駅の近くに
陶器に絵が描けるお店があって
立ち寄ってみたのが
描き初めてたきっかけです。

その後ある美術作家の作品を好きになって
1999年頃その作家のファンサイトでmaroちゃんと出会いました。

当時maroちゃんはカリフォルニアに住んでいて
私と同じように素焼きの陶器に絵を描くポタリーをやっていました。

maroちゃんは時々日本に一時帰国することがあって、東京のグループ展に参加した時に初めてリアルで会いました。
私のパンダの作品が好きだと言ってくれて
そのお皿を買ってくれました。
日本でポタリーのお店を開きたいと言っていて
名古屋まで私が通っているお店の見学に来てくれました。

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写真はmaroちゃんの絵のポストカードです(2000年〜2001年)。

2003年5月
maroちゃんは日本に帰国して、東京でポタリーのお店を始めました。

さらに日本でポタリーを拡めるために
ぽったりん。という名前の
ポタリー作品のグループ展を始めました。

2009年3月開催の1回目ぽったりん。のDMです。

DMのデザインはmaroちゃんです。

ぽったりん。に私も誘ってもらって
参加しました。

私のことをこんな風に紹介してくれています。

スナコミホさんとは、私がまだカリフォルニアにいたころからの付き合いだから
知り合ってかれこれ10年くらいになりますか…。
とある作家さんのファンサイトで知り合ったのが最初です。
私が一番最初に日本で知り合ったポタリー作家さんでもあります。
今はご結婚されて滋賀にいるのですが、それまでは愛知にいて
そこでポタリーをされていたので、日本でポタリーを広めたいと思っていた私も見学に行ったりしました。
スナちゃんの作品には、『やさしさ』と『かわいらしさ』がつまっていて
使う人を幸せにしてくれます。実は私もいくつか持ってるんです。
ずっと大切に使っていこう、、そう思えるお皿です。

照れちゃうな。

翌年2010年3月に2回目ぽったりん。を開催。
そのDMです。

ポタリーの楽しさが爆発しています。

2回目の時には私のことを
こんな風に書いてくれました。

私がアメリカに住んでるころから知り合いの
数少ないポタリー仲間のスナコミホさん。
実は、前回のぽったりん。への参加をお願いした時
もうポタリーをやめようと思ってたと(驚)!!!と聞かされ
絶対にやめないでぇーーーという思いから今回も
ぽったりん。2への参加をお願いしました。

私はもともと名古屋でポタリーをしていて
結婚後、関西へ住まいを移し、
また仕事がかなり忙しかった事もあり
ポタリーを辞めようと思っていました。
でもmaroちゃんが私とポタリーをつなぎ止めてくれました。

ちなみに2回目のぽったりん。で描いたキノコが
私のnoteとTwitterのアイコンです。

2回目のぽったりん。でmaroちゃんに会った時、咳が続いて体調が悪いと言っていました。

2010年7月、maroちゃんが肺がんであることがわかりました。入院している病院でmaroちゃんに会いました。
私の夫がキュウリが好きで、でもそんなにキュウリ料理のバリエーションがなくて困ると言ったら、
マヨネーズにオイスターソースを混ぜたソースにキュウリを付けて食べると美味しいよって教えてくれました。

2010年10月、東京のギャルリー・ジュイエさんでチャリティー展開催。チャリティー展ではタイミングが合わなくて、maroちゃんとは会えませんでした。

チャリティー展のポストカードとシールのセットの写真です。

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そして2011年3月、maroちゃんは旅立ちました。

2011年4月、3回目のぽったりん。開催。
その時に買ったmaroちゃんのお皿です。

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ヘビのお皿。卵料理がとても映えます。私がnoteに載せている料理の写真によく登場しています。

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ニワトリのお皿。点々は触ると一つ一つ盛り上がっています。

この2枚のお皿は私が持っている
maroちゃんの作品ですが、
みなさんもmaroちゃんの作品を見ることができる
グループ展が東京 高円寺の
ギャルリー・ジュイエさんで開催されます。

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Maro Fes 2020
日時:2020年7月3日(金)〜7月12日(日)
※水曜定休
12:00〜19:00(最終日は18:00まで)
場所:ギャルリー・ジュイエ
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-41-10
メゾンジュイエ1F
TEL.03-3310-8371

イラストレーターのmaroさんの
メモリアル展示です。
ジュイエ所蔵のmaroさんの作品と、
maroさん所縁の作家さんとのコラボレーション。
イラスト中心に楽しい空間が広がります。
参加作家: maro・かおかおパンダ・スサイタカコ・木村晴美・ninko ouzou・sioux・鈴木誌織(順不同)
*新型コロナウィルス感染の状況を鑑み、
展示が延期になることがあります。
*ギャラリー内ではマスクの着用をお願いします。
また体調の悪い方はご来廊をお控えください。
*混雑時は入場をお待ちいただいたり、
ギャラリー内での時間制限させていただくことがあります。ご了承ください。

私はこのグループ展に参加していませんが
たくさんの人にmaroちゃんの作品を見て欲しくて
またmaroちゃんが大好きだった
ポタリーの事を知って欲しくて
maroちゃんの事をお話ししました。

コロナの感染状況もあるので
無理のない範囲で足を運んでいただけたら
本当に嬉しいです。

またグループ展「Maro Fes 2020」の情報を拡めていただけたらめっちゃ嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

(補足)
「Maro Fes 2020」の写真はギャルリー・ジュイエさんのHPからお借りしました。



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