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山道具探し 海外散策編②韓国 CAYL / X-PAC ボトルホルダー (+ソウルのショップ情報)

7月にソウルに行った際、ハイク&デイリー &2day旅用にCAYLGAYA ROLLTOPを購入しました。

このときはソンスにあるGoodRunnerというランニングショップで購入したのですが、CAYLの旗艦店は行ってなかったので今回行ってみました。

↓こちらとてもいいお店ですよ!
トレランに使えるオリジナルブランドのARCも置いてます。


店舗

最寄駅はヨムチャン駅という場所で、漢江の南側に位置します。

このエリアは商店街があったり、教育施設があったりでおそらく住宅街なのではないかと思いますが細かいことは分かりません。
駅から少し歩くと雑居ビルがあり、その5FにCAYLの店舗があります。え、、ここ!?みたいな外見のビルなので面食らいました。

1Fは服屋。外装撮ればよかった…!
店内を撮影させてもらいました。
チルな雰囲気…!

お店はそこそこの広さで整然とした印象です。
カタログ掲載分はだいたいおいてます。基本的に商品はユニセックスだそうです。

入ってすぐに独特な香りに気づきますが、なんとCAYLオリジナルのお香+ポット(CAYLポット)も販売されてます。
そのスペースはやや奥、ハイクやらの雑誌(日本の雑誌もある)が棚に陳列されています。

この辺りからも気づいたこととしては、CAYLはどちらかと言えばガレージハイクブランドと言うよりはアーバンアウトドアスタイルブランドと言えるのではないかって印象です。

もちろんスペックだとかもちゃんとしてるし商品展開も山でも使用を前提としたものなのですが、カラバリが基本モノトーン/アースカラーであること、カタログも商品スペックを押し出すよりコーディネート含めたスタイル提案で構築されています。
いわゆるテック系(好きじゃない言い方だけど)のスタイルにも合う、街で浮かない山スタイル。
日本で言うと山と道 と and wonderの中間、みたいな(価格帯はもう少し良心的)

このように捉えると先ほどのお香も合点がいきました。ブランドのコンセプトがまさにお店で表現されています。ウェアは普通にかっこいいですよ。知らない人が見ても「いいね、それどこの?」となりそうな街着に使えるミニマルかつ捻りのあるデザインです。サイズはちょっと大きめかな?
ちなみに帽子類は被りが深く、キャップはツバが長くて大きめなのが特徴です。

雰囲気的なことでもう一言。
「おひげツルツル」が基本の韓国では少数派となるおしゃれひげの店員さんがいるあたり、この辺のカルチャー感覚は変わらないんだろうなとちょっと微笑ましくなりました(他には感度の高いカフェのマスターなども生やしてました)

X-PAC ボトルホルダー

さておき今回購入したのはGAYA ROLL TOP専用にするためのボトルホルダーです。

カラバリは豊富で、かつ素材もX-PACCAYL GRIDという独自素材のものがありました。
値段は良心的で25000ウォン(実際の支払いは外国人は税金10%がつくので、カラビナ2つと合わせて3500円くらいでした)

素材はX-PAC、色はザックに合わせ黒にしました。

ついでに3000ウォンのカラビナを2つ、記念に。ロックはくるくる回すタイプでCAYLのロゴ入り。普通に使い勝手が良さそうです


<主な特徴>

・汎用型ではなく上下についた細いプラスチックのスナップをザックのループに通すタイプなのでモノによっては取り付けできません。
手持ちのボトルホルダーはしっくりこなかったけどぴったりでした。

・機能はシンプルにボトルをぶち込むだけです。

・バンジーコードはやや緩め。ハードボトルじゃないと多分走ったら落ちます。

・さすがに軽い。強度も高そうです。

ザックの用途的にハイクなど緩めの想定なので機能的には充分です。買ったのは1つだけなのですが、ランで使わないので水は片方でいいし反対側は別のポケットなど付けようかなと思ってます。

さすがにジャストサイズ!!

先に書いた通りCAYLは普通にデザインも好きだからまた何か買いたいと思ってます。
私のトレランウェアは気付けばマイルストーンばかりになってるのですが、これはモノトーン・アースカラーが多くてデザインもやりすぎない程度にエッジが効いてるというところが大きいです。機能という実利面も欲しいラインを抑えてくれてますからね。わりと信頼できます。
キャップが被りまくる問題は気にしなければセーフです。

で、CAYLはトレラン向けのアイテムこそ少ない(というか専用はない)ながら、エッセンスに若干近しい雰囲気を感じる部分もあってわりとツボなのです。


ウエストに巻くストレージであるファニーパックなんかはハイクやロングディスタンスのランに役立ちそう。軽量だし、質感も良かったですよ。見た目はイメージより小さくて驚きましたが、低山なら必要なモノぜんぶ入れられそうな収納力でした。


余談

調べたところ以前ピックアップした以外にも、ソウル近辺には他にもいくつかハイク・ラン・トレラン関係のショップがあるようです。

ランなら複数店舗がある「ロノスクラブ」、日本で言うとストライドラボと同くアルトラやルナサンなどのナチュラルランニングをテーマにしたお店の「KL Outfitters」(取り扱いブランドもかなり近い)、ガチのULハイクギアを作っているらしき「Hike WorkShop」など。

google mapであれこれみてる時にもう一店、ULハイクギアを扱う店をソンスで見つけたのですが店名は失念しました。かなりいい感じの雰囲気が漂うウェブサイトで、おそらくオリジナルかガレージ系のブランドも見つけたのですが…
ソンスは勢いのある高感度な場所だけあって山道具だけでなく色々掘り下げるのは楽しそうです。

KL Outfitters


Hiker WorkShop

デカトロンも仁川、高陽など複数店舗で展開されてるようです。
その他ではソウル駅直結のビルではK2、BlackYak、ZeroGramなどがアウトレット価格で購入できいずれも韓国のブランドです。

BlackYakのベストタイプザックはやはりトレイルランニング的時点で見ちゃいますが珍しい作りで興味惹かれましたし、ZeroGramはハイクに使えそうないい感じの小物類がたくさんありました。

Naverマップなら表示されるお店は多いので、訪韓の際は是非インストールされると良いでしょう。東大門の山道具ストリートが有名ですが、それ以外にもいいお店が点在しているわりに日本語の情報はあまりないのでご参考までに。
掘り出す感じで巡るのは楽しいですよ!

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