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【貧乏父さんの子育て論】キラキラネームの問題点

子育てママさん、パパさん、こんにちは。3人の子を持ち、子供たちと格闘する日々を送っている三木です。
毎日のいたずらに悩まされつつ、もう“二度とこの時は来ない”と考えると、少し寂しい気持ちを抱いてしまう今日この頃です。

さて、今回は“キラキラネーム”という「そんな名前を付けるなんて、親の顔が見たい!」とまで言われてしまう、子供の特殊な命名について考えてみます。
みなさんは、どのような思いで命名されましたか?

選択してはいけない国語のことば

ネット上では、「そう読むんだ!」と言ってしまう名前が見られます。
例を挙げれば、つぎのようなものです。

【碧空】読み:あおぞら、あとむ、そらと、りく、そら、みく、あおい、みらん
【星凛】読み:あかり、きらり
【奏夢】読み:かなむ、りずむ、あゆ、かなう
【夢姫】読み:いぶき、ぷりん、みずき、むい、ゆうき、ゆき、ゆな、ゆね、ゆめか、ゆめみ、ゆらり、ゆうり
※参考資料:無料 赤ちゃん名づけ

いかがですか?読むことができましたか?
・・・親御さんには申し訳ないのですが、私は読むことができませんでした。(すみません)

過去のニュースで取り上げられた‘あくまくん’のような場合は「子供の福祉を害する可能性がある」という見解もありますので、マイナスイメージとなるような命名は避けるのが得策ですね。

ところで、当の本人はどうでしょう。園や学校で自分の名前を言うとき「どうしてこういう なまえ にしたの?」となるのでしょうか。

名づけには「なるほど」と言える理由が必要

昔から伝えられている言葉に『名は体を表す』があります。
みなさんは、‘甲殻類’を知っていますか?エビやカニが有名だと思いますが、「まるで兜のような殻で体を覆っている」ということで、その名が付いたのだと分かるものです。

でも、待ってください。すでに存在するモノゴトに名前を付けるのではなく、これから段階的に育ってゆく子供の名前です。とすれば『将来的に成ってほしい理想像から与える』のが妥当だと考えられますよね?

ここで、少し話をずらして苗字について変わったところを挙げてみます。

【小鳥遊】読み:たかなし
【薬袋】読み:みない
【八月一日(八月朔日)】読み:ほずみ
※参考資料:名字由来net

一番目は、「小鳥が遊ぶ」→「鷹がいない」から転じたもの。二番目は、薬袋を持っているのを見たことがないくらいに元気なことから。三番目は、旧暦8月1日に稲穂を摘んで贈る風習があることから名づけられたものです。

ある読み物に書いてあったのですが、昔の人が名前を決める際、手近にあるものや目に映るもの、その土地の風習などで決めていたそうです。けっこういい加減なものですよね。(笑)

これらを踏まえれば、実は‘キラキラネーム’と揶揄される名づけというのは、思ったより良いのかもしれません。
かくいう私の子供たちも、ともすれば‘キラキラネーム’の仲間入りを果たせるような名前です。

【蕭何】読み:しょうか
【師真】読み:ししん
【周瑜】読み:しゅうゆ
※それぞれ漢字は違ったりします

三人とも共通のつながりがあり、それは宰相・軍師といった君主の補佐役です。そして、名の挙がった3名は、それぞれ中国の宰相であったり、漫画の世界の軍師であったりします。
要するに、「人の役に立ってほしい」という願いが込められているわけです。

つまり、生まれてくる(きた)子供の命名には‘思い’があり、願いが込められていればよいわけです。
かといって、すでに述べたように、わざわざ心証を悪くする名前にするのは避けるべきですが・・・。

将来を考えて「生き様を与える」こと

ここまでで、お分かりいただけましたでしょうか?
「名前を付ける」のは、子供の一生を左右する事案だということです。
毎日毎日、自分たちが手をかけて育てる子供に“しっかり生きてくれ”とメッセージを伝える大切なお仕事なんですね。

「こんな子じゃなかったはずなのに・・・」と嘆くようなことにならないよう、期待を込めた名前を与え、親である自分たちが子供のサポーターになるような家庭を築いてください。
かといって、苦しくなってしまっては元も子もありません。助けを求められたときに手を差し伸べるだけで十分です。決して無理はしないでください。(頑張らずとも「子は勝手に育つ」ものです)

毎日の繰り返しだからこそ、しっかりと子供の成長を手助けしてあげたいものですね。

さて、現在は朝の4:00です。相方はパートの日ですので、送迎をしなければなりません。生活のために苦労をかけています。早く脱出できるよう頑張ります。(ごめんなさい m(_ _)m)

みなさんと一緒に楽しく子育てができればと思い、このノートを綴っています。
なにかの折に、思い出して行動するきっかけになれば幸いです。。。

■著者略歴
 三木 崇行(みき たかゆき) 昭和生まれ。3児の父。両親は死別。
 以前はICT関連事業で自由業として14年間生きる。現在は子供の教育関連で一旗揚げようと、家族を巻き込んで奮闘中。
 「こどもには論理と金銭教育が必要!」というのが持論で、国語と算数の勉強には口うるさく介入する。また、相方と一緒に考案したコインゲームによる教育も施す。
 「良いものは良い」と考えるので、主張に一貫性が無いように受け取られることがある。本人は、人生のゴールに一直線で向かっているつもりの凡人。
 貧乏でも毎日楽しく生きている楽観主義者。

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