卓球ミックス団体マニュアル(初級編)

この画像をご覧ください。

ミックス団体という楽しい場所に来たにもかかわらず、目の前の試合だけでなく人生の全てが詰んだと思って塞ぎ込む27歳成人男性(僕)です。
なぜこうなったのか、そしてこんな人間を二度と生まないためにこのマニュアルを作成しました。(ここでいうミックス団体はミックスダブルス主体の試合を想定しています。)

ミックス団体のここが難しい!

1.異性と卒なくコミュニケーションを取れる人だらけの空間にいなくてはいけない

ミックス団体の試合に出ると、男女間でコミュニケーションを取ることになるわけですが、それが当たり前の空間にいることはあなたにとって心地よいでしょうか?そもそもミックス団体に出ている時点でそこまで問題ないとは思うのですが、問題はあなたが
「異性とコミュニケーションをとれない」
「異性とコミュニケーションをとることは調子乗っていると思われるんじゃないかと思われて怖い」
といった学生生活を経由しているかということです。
そんな学生生活を経由しているあなたにとってのミックス団体は、謂わば平民出身者にとっての貴族のパーティーです。それを「自分は成り上がったんだ!」と思うのか、「平民出身の自分がこんなところにいていいのだろうか」と思うのかによってミックス団体への適性はかなり左右されます。僕は後者です。

2.相方に頼るのが難しい

「全部自分のせいだ」とか思い始めると全てが狂い始めます。相方と目を合わせられなくなる、喋れなくなる。そしてだんだん頭の中に閉じこもる。打ち抜けなかったら相方の女子選手に「男子のくせに細い腕で遅い球打ちやがって」と思われてるんじゃないか、なぜ自分はボブサップくらい筋骨隆々ではないのか、とかいろいろ考えることが多くなっていきます。

ミックス団体の攻略法

1.団体メンバーに選ばれているということを自覚する

団体メンバーに入れてもらってる以上は、いるだけで邪魔とかそんなことはないので自信を持ってそこに存在していいのです。

2.会話しよう!

自分が何もできなくて後ろめたいからといってコミュニケーションから逃げてはいけません。コミュニケーションを取らなかった場合、絶望して万策尽きて喋れなくなっているだけなのに「なんか策があって淡々と進めているのか?」と相方に思われます。「何も思いつかない!」とちゃんといいましょう。技術もなくて、頭も働いてないなんて言うのは怖いですよね。でも、それも含めてあなたです。

3.二人で一点ずつ取ろう!

これを読んでいるあなたはきっとチキータでぶち抜いたり、3球目でぶち抜いたりできないでしょう。相方に要求したっていいし、繋ぎに徹したり守りに徹したり色んな道があります。

まとめ

あなたは存在していい。発言していい。下手でもいいから勝ちに行こう!



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