オリンピックは４年に１回ですが、オリンピックデーは毎年あることを知っていますか？　1894年６月23日に国際オリンピック委員会（IOC）が創設されたことを記念し、毎年６月23日はオリンピックデーに定められています。

レッツムーブ！

各国のオリンピック委員会やオリンピック・ムーブメントが主催するこの日のイベントは、誰もが参加できるランからオンラインでの活動まで、５大陸併せてその数130超。参加者数も約500万人と予想されています（IOC）。

今年のテーマは「Let'sMove」。IOCは世界中の人びとに毎日身体を動かす時間を作るよう呼びかけています。

各地でイベント

2032年にブリスベンオリンピック、パラリンピックの主催国となるオーストラリアでは、「Have a Go」と銘打ったラン・イベントが開催されるほか、23日は市庁舎とサンドゲート・タウンホールがオリンピックデーにちなんで緑と黄色にライトアップされる予定です。

2002年に冬季オリンピックの会場となった米国ユタ州のソルトレークシティでは、スキーとスノーボードのアスリートとのワークアウト・セッションのほか、オリンピック選手やナショナル チームのスキーヤーとスノーボーダーによる空中アクロバティックショー（最高 60 メートルまで舞い上がる！）などが開催されます。

日本では多くの自治体会場でのオリンピックデーランのほか、６月30日には東京でオリンピックコンサートが開催されます。オーケストラによるコンサートは日本独自だそうで、体操男子の橋本大輝選手や、WBCで日本代表の監督を務めた栗山英樹氏、フィギアスケーターの坂本花織氏などが参加が見込まれています。

家にいる皆さんにお勧めは、オンラインで世界各国のオリンピアンと一緒に体を動かすこと！ 30分間なので誰でも気軽に参加できそうですね。

https://olympics.com/ja/video/let-s-move-on-olympic-day-2023-ja

招待状はこちらをクリック。
https://olympics.com/ja/olympic-day/

体を動かす「時間を作ろう」

世界の若者の５人に４人は運動不足という衝撃的な調査結果（WHO）もある中で、IOCは今年のオリンピックデーを「体を動かす時間を作るという新たなムーブメントの始まりにしたい」と考えています。

できればオリンピックデーに限らず、毎日何らかの形で運動の時間が確保できれば、それに越したことはありませんね。

Let's Move！

文・久保田久美
編集・翻訳者/サポートスペシャリスト
Sunbears マーケティングチーム

【参考資料】
・ヘッダー画像：Fitsum Admasu氏撮影（Unsplash)
・https://olympics.com/ja/news/2023-olympic-day-what-when-theme
・https://www.brisbane.qld.gov.au/laws-and-permits/laws-and-permits-for-businesses/light-up-brisbane-and-hang-a-bridge-banner/light-up-brisbane?trumbaEmbed=date%3D20230623
・https://www.thelancet.com/journals/lanchi/article/PIIS2352-4642(19)30323-2/fulltext
・https://www.who.int/news-room/detail/22-11-2019-new-who-led-study-says-majority-of-adolescents-worldwide-are-not-sufficiently-physically-active-putting-their-current-and-future-health-at-risk

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