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チャレンジロード 吉岡直哉が優勝!!

■2024 チャレンジサイクルロードレース
会場:日本サイクルスポーツセンター 5kmサーキット
開催日:4月14日(日)
コース: 16周 79km
出走者:吉岡直哉、宇賀隆貴、白尾雄大、鈴木道也

レースレポート

チャレンジサイクルロードレースは静岡県伊豆市にある日本サイクルスポーツセンターで行われた。
男子エリートには84人が出走。サンブレイブからは吉岡、宇賀、鈴木、白尾の4名が参戦した。
例年より距離が少し伸び、79kmでレースは行われた。
コースの起伏が激しく毎年サバイバルなレース展開になることが多い。

スタートに並ぶ選手たち

レースがスタートするとアタック合戦が始まり、常にハイペースな状態で周回を重ねていく。
このとき白尾と宇賀がアタックに反応する動きをして、チームが後手に回らないように立ち回る。

前半のハイペースにも落ち着いて対応する吉岡と宇賀

序盤のハイペースの影響で集団の人数が絞られていく。
5周を完了したあたりで白尾、鈴木2名が集団から遅れてしまう。
白尾はアタックに反応する動きで体力を消耗してしまっていた。
サンブレイブは2名が集団から遅れ、残った吉岡と宇賀に勝負を託すこととなった。

鈴木道也
白尾雄大

8周目、中盤入るとレースが動く。
9名の選手が先行し、逃げを形成した。この逃げにサンブレイブからはエースの吉岡が入った。
宇賀はメイン集団で待機。
逃げとメイン集団とのタイム差は最大で1分以上も広がった。

逃げながらも笑顔で余裕を見せる吉岡
メイン集団で走る宇賀

このまま逃げ切りかと思われたが、残り2周になると宇都宮ブリッツェンを中心にメイン集団がペースアップ。
一気に逃げとのタイム差を詰めてきた。
逃げ集団でも優勝を意識してアタックが頻発した。

愛三の石上のアタックをチェックする吉岡

最終周回、ついにメイン集団が逃げを吸収。
勝負は最後の登り坂で決まることとなった。
スプリントする余力を残して走っていた吉岡選手が残り100mからスパートをかけ、そのまま他の選手に先頭を譲らずフィニッシュ。
勝利のガッツポーズと雄叫びを上げた。

吉岡にとって優勝は2017年以来の7年ぶり。
大怪我からの完全復活を証明する勝利となった。

吉岡選手コメント

去年は2位で得意なコースなので優勝だけを狙っていた。
優勝した瞬間は色々な思いがこみ上げてきて叫んでしまった。
5年前、怪我で片脚無くなりかけたけど、家族、チーム、沢山の人に助けてもらい、またここまで走れるようになった事に感謝を伝えたい。
調子がいいことはこのレースでわかったので、今後のレースでも良い成績を残せるようにしたい。

宇賀選手コメント

レース序盤からチームメイトと連携して逃げをチェックできたのはとても良かった。
先輩の優勝に少しでも力になれたのは本当に嬉しかった。
「選手はこの瞬間のためにロードレースをやってるんだよな」と思った。

■リザルト
1位 吉岡直哉(さいたま佐渡サンブレイブ)
2位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン)
3位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン)
18位 宇賀隆貴(さいたま佐渡サンブレイブ)
DNF 鈴木道也(さいたま佐渡サンブレイブ)
DNF 白尾雄大(さいたま佐渡サンブレイブ)

表彰式

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