おとといの夜、気持ちが乱れることがありました。
予定していたスケジュールと、予定外の仕事と、その日のうちにしてしまいたかったことが重なってどうにもならないことになりました。
イレギュラーな仕事をするために、予定していた他の用事を調整していたら気持ちが塞いでしまいました。

心に木枯らしがふいて、すさんだ気持ちをどうして良いのかわからず、noteを読んでいましたら、柑橘系の香りが良いと知りました。

とりあえず、柚子があったので手のひらに乗せて、香りを嗅いだり、柚子の重さや皮のゴツゴツ感に触れていたら気持ちがだんだん落ちつきました。
「スケジュール通りに行かなくなったけど、まあ、いいか」とやっと思えてきた時には気持ちの整理ができていました。

理性では仕事が大事と分かっていても、ねじ込まれるように働くのはモチベーションが上がりません。感情は意志ではどうにもならないものです。アロマの精油や香りは気持ちを切り替えるのにいいって聞きますが、今回は丸ごとゆずの力にすっかり助けてもらいました。

今日はやっと時間に余裕ができたので、柚子茶を作りました。作っている間中、柚子の香りに包まれていたら元気になりました。
上白糖を使うのですが、糖質制限してたら上白糖を使うことに抵抗を感じていただろうけれど、今は砂糖に対する拒否反応は強くないので、レシピ通りに砂糖を使って作りました。

出来上がった柚子茶にお湯を注いで飲んだら、柚子の香りと、どこかでほんのり苦味があって、優しい甘さが美味しかったです。適度な砂糖の甘味も美味しく感じられてよかったです。

植物の香りって、美味しさの一部なんだなあと思いました。

寒くなります。心もあったかくお過ごしください