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今日は「天使のささやきの日」


自宅の壁にかけてあるカレンダーを見ていたら、

ふと気になるものを見つけた。


「天使のささやきの日」



文学を思わせるような、なんとも想像を掻き立てるネーミング。

日付は「2月17日」。



一体何の記念日なんだろう。

こうなると気になってしかたないので、早速調べてみた。


「天使のささやき」とは、いわゆる「ダイヤモンドダスト」のこと。

冬、それも極寒の日の朝に、
複数の気象条件が重なる時にだけ、見ることができる自然現象だ。


空気中の水蒸気が急激に冷えることで、細かい氷の粒に変わり、
その氷の粒が日光を反射してきらきらと光る。

その様子がダイヤモンドを思わせたことから、
「ダイヤモンドダスト」という名前がついたそう。



「ダイヤモンドダスト」という名前も悪くない。

けれど、氷の粒がきらきらと空中を舞い、やがて舞い降りていく様子を見て、
「天使のささやき」という言葉を思い浮かべた人がいたのだと思うと、

その方の感性がなんとも素敵で、実にうらやましくなる。


2月17日が「天使のささやきの日」に制定されたのは、

今からさかのぼること43年前、1978年2月17日の出来事に由来する。

北海道 幌加内町の母子里(もしり)という地区で、
国内最低気温が記録されたのだ。


その気温、なんとマイナス41.2℃



以前、ロシアに住む友人が
「ねえ見て!まつ毛凍ったー♪」という無邪気な自撮りを送ってきて、
さ、さすがロシア…!と驚いたのだが、

その時でさえ、確かマイナス10℃かそこらだった気がする。
いやそれでも十分寒いのだけど。


マイナス41.2℃。
いやはや、全く想像のつかない世界だ。



この41.2℃という記録、
気象庁によって公式に測定したものではなかったために
残念ながら非公式の記録となってしまったのだそう。

でも、この記録を町を知ってもらうきっかけにできないか、ということで、
現地で市民による団体が結成され、
やがて2月17日が「天使のささやきの日」として制定された。

今年はコロナの影響で中止になってしまったが、
毎年同日には現地でイベントも行われているのだそうだ。


寒さがめっぽう苦手な私は、
−41.2℃どころか氷点下の気温に耐えられる自信がないのだけれど、

「天使のささやき」とまで言わせるその美しさ、一度はこの目で見てみたいものだ。


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