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キャリアコンサルタントへの道案内  ~プロローグ~

国家資格キャリアコンサルタント試験に合格しました

こんばんは、日夜です。
見出しの通りですが、第25回の国家資格キャリアコンサルタント試験に合格しました!
あ~よかった、ほっとした~。
大学職員とキャリアコンサルタントの親和性は比較的高いと思いますし、
キャリアコンサルタント自体が国家資格の中でも割と(合格率などの面で)取り組みやすいかなとは思っているのですが、
正直、勉強方法や細かなことがネットで調べてもあんまりわからない!と勉強中に感じることが多かったので、
思い切って色々書いてみようかなと思い、シリーズ投稿でやっていきたいと思います。

今回はプロローグとしてなぜ資格を取ろうと思ったか書いてみます。

そういえば、キャリコンって何?

そもそも、キャリアコンサルタントって何なんだろう、という方も多いと思います。
キャリアコンサルタントはキャリアコンサルティングを行う専門家ですが、

「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。

(平成27年9月改正:職業能力開発促進法 第二条第5項)

へー…って感じですよね。
私も正直、へーって思って勉強を始めました(笑)
でも学び直しやスキルアップが叫ばれる世の中で、大学や教育機関が果たせる役割は一定程度あると思いますし
その中できちんとした資格と知識を待っておくこと自体は
自分にとってプラスになることは間違いないかと思っています。

ちなみに、キャリアコンサルタントは名称独占資格ですので、
「キャリアコンサルタント」と名乗ることはできなくても(紛らわしい名称を使うこともNGです)近い業務を行うことはできます。

私がキャリコンとろうと思った理由

大学職員として、5年間学生対応を行う部署にいましたが、非常に印象に残った学生がいました。
(細かなところは割愛しますが)家庭環境が複雑だったこともあって、こちらが学業、生活面のサポートをすることで学生生活を続けてほしいと、
自分なりに一生懸命取り組んでいましたが、
その学生さんは最終的に退学、別の道に進む選択をしました。
コロナ禍でもあったので会えた回数こそ少なかったと思いますが、
2年半ほど定期的に面談等やり取りをしていたので、この学生さんの退学は結構ショックでした。

自分自身が大卒で、しかも大学で働いていると、
どこかで「大学っていいよ!」「大卒のほうがいいよ!」と思っていて(そのこと自体は否定はしない)、
私はその学生さんが「学生生活を続けられるように」と思って頑張ったけれど
本人は本当に学生生活が続けたかったのかな?
大学に進学して、卒業することがベストだったのかな?
と、ふと気付かされた経験でもありました。
頑張ってたのって私のエゴだったのかな・・・とか。

より深い知識や資格を持っていたら、
もう少し自信をもって学生支援ができるのではないか。
これがキャリコンを目指すことにした出発点でした。

いつ、自分に投資するか?

元々キャリコンの資格自体は先輩からも「向いてそうだよね」と、当時部署で取っていた新聞に掲載された広告をもらったことがあり、関心はありました。
が、キャリアコンサルタントの資格を取るためには相当の費用や時間がかかるので、少しハードルが高く、なかなか手が出せませんでした。

ましてや私は進路支援部署の職員ではありませんので(もっと言うと、異動して学生支援部署でもなくなちゃった笑)、
正直いまキャリコンをとるべきか?とも迷いました。
今自分に投資したとして、リターンはいつなんだろう?と…(笑)

長い職員人生、また学生支援をすることもあるだろう、
時間もお金もかかるなら、今後の人生設計(夫婦の時間も大事にしたいなぁとか、もし子供を持とうと思うなら暫く自分にはお金かけられないなぁ、とか)を踏まえると今、時間あるうちの方がいいかな・・・
最後はこれが養成講座に申し込む後押しになりました。

ちなみに、費用面についてはかなり支援がありますので、検討されている方は是非活用したほうが良いと思います(後日書きますが、給付金があります)。

だらだらと書いてしまいましたが、
色々と考えた結果、キャリアコンサルタントを目指すことにしたのが去年の5月。
資格取得までは約1年かかりましたが、養成講座選びも大事な要素だと思います。
次回は養成講座選びについて書きたいと思います!