嫌いだから保育園に預けているんじゃないんだ
仕事復帰に伴い、こどもたち2人を保育園へ預けている。
1歳の子は親と離れる寂しさで号泣。
2歳の子は涙を我慢していたり、シクシクと泣いていたりする。
親の私は、子どもの泣いている顔を見ると「早く保育園に慣れてくれたらいいな」と思うものの、保育園に預ける罪悪感や寂しさというのは全くない。
この言葉を知ってから、保育園は一つの村だと思っている。
保育園は保育のプロの先生がいるし、0~5歳の子どもたちがいて、毎日歌を歌ったり、外で遊んだり、刺激がたくさんある。
実家が遠くて、子どもが普段接するのは両親のみ。
私は保育園でたくさんの人に囲まれて生活することにポジティブな思いを持っている。
だから、保育園に預ける罪悪感や寂しさというのは全くない。
全くなかったのだが。
昨日寝かしつけをしていると、
「あしたは、ほいくえんある~?」と聞かれ、
「ないよ。金曜日にまた行くよ。」と答えた。
そこで、また聞かれたのだ。
「〇〇ちゃん(自分)のことがきらいだから、ほいくえんにいくの?」と。
不意打ちだった。
2歳の心でなぜ保育園に行くのか必死に考えていたのだろうか。
いつから思っていたんだろう。
そんなわけないのに。
「おかあさんは、○○ちゃんのこと大好きだよ。おかあさんもおとうさんもお仕事に行って、おうちに誰もいなくなるから、先生やお友達が行く保育園に行くんだよ。」と動揺しながらも答えた。
「なんでおしごとにいくの?」と会話が続く。
保育園が始まる前の会話を振り返る。
保育園に行く理由は、お母さんが仕事に行くから、子どもはその間保育園に行くと説明していた。
しかし、ほかに思い当たることがあった。
子どものイヤイヤへの対応にイライラしたときに、「もう早く保育園に行って」と叫んだことがあったのだ。何回か。
ワンオペ中にイライラが募ってどうしようもないときの心の支えは「4月から保育園が始まる」ということだった。
こどもには私の思いと考えが伝わっていたのだ。
ひどいこと言ったよ。ごめんね。
でも、子どものことは大好きなんだ。
言葉と表情と態度と雰囲気で、子どもに大好きを伝えていこう。
今からでも伝わるはずだ。
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