花言葉は「清らかな心」「無邪気」です。
純白で奥ゆかしく、可憐な花姿のカスミソウ。その白く優しい花は、フラワーアレンジにおける名脇役です。主役の華やかな花達の横で、小さな白い花をぽつぽつとつけている様は、主役の鮮やかな花を清らかに際立たせる、味のある役を担ってくれます。

　舞台があるとして、主役・脇役・ヒロイン・悪役・エキストラと様々な役どころがありますが、各々が整然と役をこなさなければ舞台は成り立ちません。主役を際立たせるための脇役は、それこそ筋道だった役を務めあげることに終始するはずです。菊やバラがメインでカスミソウが入った花束と、入っていない花束とでは、美しさの完成度合に大きな差が出ることでしょう。清く正しく美しく、とは何かのフレーズでしょうが、仮に何かのプロジェクトがあってその一員として参加する際には、その目的のための黒子として（色は白ですが笑）カスミソウのような「清らかな」芯を以てその活動に取り組めばおのずと結果がついてくるのでは、と思います。