1月8日の誕生花は「モクレン（木蓮）」、その花言葉（西洋）は「自然への愛」です。
　内側が白色、外側が濃い紫色で成り立つモクレンの花。花姿も美しいですが、暑さや寒さに強いため植樹してからの生育に手間がかからないのも美点です。そのモクレンの花言葉「自然への愛」は、春の花達の開花ラッシュの
時節に、紫色の大輪の花を春の自然の中でしっかり咲かせるモクレンの花姿に由来するようです。

　何かしら人間は自然への愛を持って生まれてきています。出産時の重力との兼ね合い、食物たる野菜や動物の自然からの恵み、暮らす気候の有り様など、人間も自然の一員として様々に影響を受けています。時に災害などの自然の怒りの様も影響することがありますが、基本的に人間が生き物である以上自然を失うことは、人間の生態系にとっても死活問題と思われます。
　自然に対して謙虚に共存する姿勢が、今後の人間社会にとって、おごらず大切であることは言うまでもありません。人間同士の愛も重要ですが、生きる上での、まず人間が存在することへの自然に対する感謝が自然への愛をより大きく紡ぎだすのではないでしょうか？