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陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/03

 1月3日の誕生花は「クロッカス」、その花言葉(西洋)は『青春の喜び』です。

 紫、黄、赤、青、白等、色とりどりの花色を持ち、早春に咲くクロッカス。白い溝のある葉を細長く縦に伸ばし、その特徴ある葉の間に蕾をつけ花を咲かせます。
 花言葉『青春の喜び』は、青春時代の青春、というより言葉そのものの「青春」の時期と、クロッカスが花を咲かせる「早春」とを掛けたことでの引用が語源の様です。実際、咲いたクロッカスを鑑賞すると、春の心地良さ=喜びを感じるものにも当たります。

 青春の時間における喜び、というと、身長がより伸びたりする身体の成長から来るものや、見識が広まることからの喜びなども多いのでしょうが、やはり若き血騒ぐ「恋愛」はその最たるものではないでしょうか? 
 遊び惚けるような恋愛はあまり望ましくはありませんが、涼しげな夏の木かげの中や暖かな冬の陽だまりの中で、初々しい若人たちが慎ましくも語らい合うような恋愛の1ページの様は、その主人公たちはまさに青春の真っただ中でしょうし、その様を見るいにしえの若人たちは「私にもこんな時代があったなあ」と、その様を微笑ましく見やりながら古き良き時代を懐かしむ、という展開になるのではと思います。
 もちろん恋愛は若人だけの専売特許のものではありませんが、青春と恋愛は切っても切れない関係のものであり、そんな喜びを見出す刻(とき)を無難に提供できるように社会を切り開くのが、若人以上の大人の責務のようにも思います。

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