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陽満ちる花言葉に寄せて2023/01/11

 1月11日の誕生花は「セリ」、その花言葉(日本)は「清廉で高潔」です。
 春の七草のひとつで有名なセリ(芹)。寒さに強く、野草としても存在しますが、栽培となると種が一般市中では見つかりにくく、苗からの水耕栽培が適しているとのことです。食用草としてのセリは有名ですが、その花は、意外と一般には知られてはいないのではないでしょうか。シロツメクサの花のような小さな白い花びらが団子状に20~30程集まって、一つの「セリの花」として観ることになります。その花言葉の「清廉で高潔」にふさわしく、小さくも高貴なイメージを見る人に与えます。

 清廉・高潔というと、何か細く美しい美女がしゃんと背筋を伸ばして直立している様をイメージとして筆者は思い浮かべます。日頃のしぐさも貴人らしい優しい動きで、でも要所要所をキビキビと活動されている(貴婦人といった方が良いのでしょうか、そんな)有様を筆者は想像するのですが、決して貴人でなければ清廉にはならないのか、というとそんなことはない、とも断言できます。というのも、ひとの日頃からの心がけ次第でそのひと自身のオーラといえるような雰囲気がつくられるからです。「雰囲気」のような気配は生きている人間は少なくとも誰でも持ちうるものであり、その独創的な気配とそのひと自身がもともと所持する性格とを以て、ひと対ひとの日常のコミュニケーションが図られていると筆者は思います。
 畳和室の一間で、セリを含んだ七草粥を背筋をしゃんと伸ばして正座した姿勢で優雅に食している和美人、、、もし本日の花言葉を擬人化するとそんな姿が浮かんできます。

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