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ざわわと広がるさとうきび畑の中で朝ごはんを。石垣島「豆腐の比嘉」でヘルシーゆし豆腐!

コロナ禍で海外旅行ができなくなった昨今、旅行先として沖縄や離島などが人気だそうです。都市部でさえ逼迫しているのに、大きな医療設備が整っていない場所に人が詰めかける....ちょっと怖いですよね。お仕事やどうしてもの予定がない限りは、いつか平和に戻るその日が来るまで、イメトレで我慢しておきましょ!今回は、石垣島に関するネタで脳内トラベルです。

エメラルドのようなブルーグリーンが綺麗な海、青い空!青く広がるさとうきび畑。おいしい石垣牛や近海でとれた魚介、泡盛にオリオンビール!!ああ、ビーチサンダルで駆け出したくなるようなキーワードたちです。

さて、数ある沖縄や離島のキーワードの中に登場することがある、「ゆし豆腐」というお豆腐を知っていますか?
形状や食感はスーパーマーケットでみかける「おぼろ豆腐」に近いものを想像していただくと良いかもしれません。
本州のお豆腐との違いは2点。本州でよく食べられるお豆腐は豆乳を沸かして作られますが、沖縄のほうのお豆腐は、生搾りそのままの豆乳を使っているのです。そして、もともと古くはにがりとして海水を使っていた名残で、塩を入れて作られます(海水そのままを使うお店は、今はほとんどないそうです)。なので、大豆の風味が強く、味わいにコクがあるお豆腐ができあがるというわけです。
この「ゆし豆腐」の水を切り型に入れて固めたものが、ちゃんぷるーなどでおなじみの「島豆腐」になります。

今回は、この「ゆし豆腐」を扱う老舗のお店のご紹介です。

ユーグレナ石垣港離島ターミナルから車で10分、自転車で25分。さとうきび畑が続く細い砂利道を入っていくと、「とうふの比嘉」があります。予約ができないので、お昼に行く場合かなり早目がおすすめ。売り切れてしまうことがあります。

とうふの比嘉 〒907-0023 沖縄県石垣市石垣570

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看板には「暑さに強い方」と「弱い方」の矢印がありますが、どちらから行っても好きな席を選べます。

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テラスにもしっかり屋根があるので、雨が降っても心配なしです。オープンエアなので虫が来ますが、苦手な人は対策をしていくと良いでしょう。

さて、着席しましたら、水はセルフサービスなので自分で取りに行きましょう。

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メニューはお豆腐をしっかり楽しめるラインナップ。お豆腐が苦手な方も安心、焼きそばや肉炒め、野菜炒めなども用意されています。

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比嘉謹製の「ゆし豆腐」をしっかり楽しんでみるなら...スタンダードにゆし豆腐セット!大小サイズが選べますが、小でも十分な量がきます。
まずはそのままで豆の濃い味を楽しんで、その後はテーブルに並ぶ調味料で味をつけ、ご飯と合わせて食べるともう最高です。トッピングを好きなように組み合わせれば、シンプルな大豆のうまみが引き立って自分好みに仕上げることができます。

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ご飯をたっぷり楽しみたいあなたには、しっかり味のついた味噌・豆乳入り。箸が進みます。

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ちょっとした小鉢付きなので、飽きずに楽しく食べられます。
胃袋に自信がない方は、「お年寄りセット」が隠れた人気で、おすすめだそうです。
御膳にさりげなく乗っているグラス入りの豆乳は、お店の人に声をかけると出してくれるものです。(数量限定なのでお早目に!)

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泡盛を飲み過ぎてしまった翌日でも優しくすっと入ってくる手作りのゆし豆腐。盛り付けが想像よりしっかりしているので、腹ペコさんにも当然ぴったり。豆乳を一緒にいただけば、もちろんおかずとの味わいを邪魔することなく、優しく潤してくれます。

とうふの比嘉の、ヘルシーなお豆腐料理ですばらしい1日をスタート。素敵だと思いませんか?ぜひ石垣島に行った際の朝ごはんの計画に盛り込んでみてくださいね。

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※写真は2016年時点のメニューのため、価格や内容に変更がある可能性があります。
※コロナ感染拡大防止対策中、また緊急事態宣言などが発令されている最中は、営業形態に変更がある可能性があります。

電話などで状況を確認してから行くことをおすすめします。


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