コミュニケーションの原理原則 ~この勘違いがトラブルを産む、身近な人たちと良い関係構築のための心得3つ~

今日はリクエストの多かったコミュニケーションについて書かせて頂く。
コミュニケーションの定義は色々だが、Google先生に質問したところ、一番上に「気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い」と出てきたことをご報告させて頂く。

そう、コミュニケーションというのは気持ちや意見を伝えること。人間の場合、言葉を介する場合もあれば言葉以外の要素(例えば表情や身体の動き、仕草等)を介して伝える場合もある。

いずれにせよ、人間である限りコミュニケーションから逃れることはできない。パートナー、友人、家族(父母、祖父母、兄弟姉妹)、親戚、仕事関係者(客、取引先、上司、部下)等々、コミュニケーションの相手は多岐にわたる。

今回は第一弾として、コミュニケーションの原理原則を記載させて頂く。原理原則でありながら「身近な人たちと良い関係を構築するコツ」を書いていく。コミュニケーションに関してお悩みの方必見の内容である。
コミュニケーションの問題というのは、最終的にはミクロな問題なので個別解決すべき内容だ。一方、ある程度の原理原則があるし、正しい心構えができているか否かで解決のスピードは大きく変わる。

少なくとも日本において、というか世界的にこの原理原則は無視されていたり、誤解されていたり、そもそも認識されていない。原理原則大事なものだと思っていなかった、原理原則の反対(要は上手くいかない方法)を取ることこそがコミュニケーションの要だと思っていた等々の声を聴くことが多い。
いくらコミュニケーションに関する科学的研究が進もうと、根本的な勘違いはそこら中に蔓延っているのである。

大切な人は、誰ですか?

いきなりの質問であるが、あなたにとって大切な人は、誰ですか?
胸に手を当てて1分くらい、考えて頂きたい。
「その人が亡くなった時に、あなたはどう思うか」
これが基準である。
それでは、シンキング・タイム、スタート。


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