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歌えないシンガーソングライター

ド音痴でもたまに歌詞を書いてみたくなる。

いつか私の書いた歌詞をあいみょんがあいみょんの声で歌にしてくれないかと、描いてはいけないような夢を抱いている。

曲を作詞・作曲して歌唱する人を「シンガーソングライター」と言う。
英語で言うならば、「Singer/Songwriter」

かっけぇえ!!!!!!!

シンガーソングライターになりたい。シンガーソングライターのうめすずという肩書きがイケてる。

でもこんな私なんかがなれないのがシンガーソングライター。何にでも片足を突っ込んでしまう多趣味・飽き性な私でも、歌にだけは手を出してはいけないと自覚している。

ただの気まぐれライターだけど、勝手に「歌えないシンガーソングライター」を名乗りたい。

最近、音楽を聴いてて色んなことを考えた。

音楽って波だな

うめすず

時には、好みの歌が次々にプレイリストに重ねられていく。一方で、歌が自分の耳から遠ざかっているような時もある。

自分の中にどのような変化があってそうなるのか、もしくは変化が「無い」が故に気まぐれで波打つのかも分からない。

全く同じ波が岩場を打つことはないけれど、似たような波が寄せては返すように、音楽もそうだろう。

今だけの音楽

うめすず

Apple Musicであいみょんについて紹介された欄。

『今も変化と成長の中にいるあいみょん。デビュー5周年を迎える2021年に彼女はこう語った。「たとえば21歳の時に作った曲は、20代後半になるとどうしたって書けないんです。あの時の感情にはもうなれないから。だけど、過去に作った曲を今歌うことによって、忘れかけていた気持ちを思い起こすことはできる。それは自分の人生のアルバムを見ているようで楽しいですね。」あいみょんが歌で刻む今だけの感覚、今だけの景色。それは彼女の歌を聴く人々の人生をも彩り、鮮やかさを増していく。』(Apple Music)

あいみょんを聴いていると、最新の曲も好きだけれど私にぶっ刺さるのはいつもあいみょんが20~22で書いたひと昔前の曲たちだと気が付く。特に、「いつまでも」と「どうせ死ぬなら」は今の私にとって好きという域を超えている。もはや心の支え?私だけのバイブル?そんな大したもんである。

ちなみに好きなフレーズ(歌詞)がこちら


結局腐りやすい生物(なまもの)でしかないから 生き急ぐ21
どれだけ最低で どれだけ最悪な生き方でもいい
死んだ後に天才だったなんて
死んでも言われたくないもんな
(いつまでも/あいみょん)


どうせ死ぬなら二度寝で死にたいわ

私が死ぬ前 皆に私の好きなとこ聞き出して
自分のこと好きになって逝きたい

どうせ死ぬなら 死にそうなくらいデカい声で
感謝とか嫌いとか好きだったとか伝えるの

どうせ死ぬなら 死んでしまうなら
裸で町中を走るわ 好きな人の唇奪う
黙ってた秘密も言っちゃうわ
綺麗さっぱりでさよならどちらかと言えば死にたくないわ
(どうせ死ぬなら/あいみょん)

こんなにグツグツ沸騰しているような歌が好きなのも刺さるのも今だけなのかな。そう思うと、今の私の音楽を目いっぱい楽しむべきよな。

私は歌えないシンガーソングライターになりたい。




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