どんな大人になりたいか
どんな大人になりたいか。
別に頭のいい大人にはなりたくなくて、でもふとした時に見せる学識の高さみたいなものを備えておきたい。
例えば、誰もが平仮名にして諦めてしまうような難しい言葉を、当たり前のように漢字で書きたい。
風になびくを、「風に靡く」と書いたり。
どんな大人になりたいか。
具体的な大人になりたい。かと言って、抽象的な大人になりたくないわけではない。
誰かにかける言葉も具体的で、私の行動も具体的で、小さくて具体的な夢をもちたい。
小学生のような、どストレートな「楽しかった」に具体的な表現で楽しいを伝えたい。
どんな大人になりたいか。
このまま、子どもじみた大人になりたい。田んぼの土手はちゃんとワクワクしながら歩きたい。低い目線で見える背丈の低い花にも、たまにお父さんに肩車された時に見るいつもより手が届きそうな空にも、ちゃんと目を見開けるような子どもじみた大人になりたい。
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