見出し画像

夫の仕事関係の方と「話し」をする時の心得とは

家族経営の場合であれば夫の仕事関係の方と同席する機会は度々ある。家族同士の食事会だったり自宅に訪問に来られたり。私の両親もそれに当てはまるしアメリカであれば家族経営でなくても夫が仕事で関わる方と親交を深めていくことは少なくない。

経営者の妻でなくても、会社の同僚とばったり街で会ったりとか、ファミリーデーがあったりする会社もあるしそんな突然な出来事にどう振る舞うかが妻の評価につながったりする。

「あの奥さん感じのいい人だよね」なのか、「なんか・・不思議な人だよね」なのか。一瞬にして烙印を押されるようなことは避けたい。

けれど、いきなり会社の人たちと出くわして仕事の話をされたり、もしくは食事会で夫同士の会話が始まったり。そんな場面に放り投げられても妻は仕事の内容なんてほとんどわからないし、どんな顔で座っていればいいのか。きまづい。

ではどうするべきか?少なくとも私が実践していることをお伝えしたい。これまで20名以上の方々とパーティや食事会、日中のお出かけも含めて一緒に行動をしてきたが、幸いにも多くの嬉しい言葉をもらっているので私の振る舞いは間違ってはいないらしい。

話を熱心に聞く?いや、機密情報もあるかもしれないし失礼なんじゃ?

仕事の話を話し始められたら一般常識がある人ならこう思うかもしれない。まず、夫たちにとって妻は仲間だしもし彼らがどうしても口を割りたくない話なんて妻のいる前ではしない。

妻にはそれだけの信頼を置いている家族だしまずそこを大前提として裏切ってはならない。

じゃぁ聞いていないフリしてぼーっとしたり、携帯なんかを確認しながら「私、忙しいんで。聞いてませんよ」なんて素振りをすばいいのか?自分の行動をどうするべきなのか悩むと思う。

まず、大前提として夫の仕事関係の人たちと良い関係を築かなければならない。挨拶しかり、その場にいて「嫌じゃない」というオーラを放つことが大事だ。大抵「なんで私はここにいなきゃいけないの?」という内なる気持ちは雰囲気に出てしまうことが多い。

一般的には、夫と私を巻き込んだスモールトークから始まり夫同士の仕事の話に流れることが多い。スモールトークであれば私も会話に入ることができるし、寧ろそこは会話をした方が印象がいい。

仕事の話に入った途端が問題だ。全く聞いてないふりをするよりかは控えめに相槌を打ったり”興味はありますよ”という付かず離れずのバランスが大事だ。

入り込まず時に目線を外す、席を離す。ただずっと話に聞き入るとか、全く聞いてないとかそうではなくて、場面を抑えた行動が大事になってくる。頭のまわる妻でなくてはいけない。雰囲気を感じ取れない鈍感な奥さんであってはならないのだ。

基本的には仕事については夫同士の話なので話に入ることはない。けれどそのビジネスに興味がある、無関心でないという表現は大切なことである。そのポジティブな雰囲気がその場の空気をよくしたりする。

でもこの塩梅が難しい。興味を示しつつも邪魔にならないように、さもそこにいないかのような雰囲気も醸し出したりする。8:2の割合がちょうどいい。

夫の仕事を理解する姿勢、納得感のある話であれば私が頷いたって構わない。すごい話をしているならば、「へぇそうなんですかぁ!」など褒めるのもあり。

要するにこれは場を踏みながら訓練することも大切だったりするが、少しでもこれらの心得があればドギマギしなくてもよかったりする。よければ実践して見てほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?