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経営者の義父と夫が「私のバッグ」で結婚を決めた日

なぜ経営者の夫と結婚できたのか。これに集約されると言っても過言ではない。経営者の夫は「私の鞄」で結婚を決めた。

初デートでどんな服を着るか、どのお気に入りバッグを持って行くか非常にに悩ましい。ほどほどのブランド品、例えばFRULAとかKate Spadeを新調しそれを携えてデートに行く。これは必ずしも正解ではない。

前回の記事で書いた通り、私はブランド品など着飾るタイプではない。小さな頃からの家庭環境がそうさせたのだが夫と初デートの時も5年以上前に購入した緑のmiumiuの鞄を持っていた。

当時の友人たちは、私と言えば「緑のmiumiu」と表現したようにそれほど使い古していた。

夫は初デートでその鞄を見た瞬間に結婚を決断したという。その使い込んだ鞄を見て「モノを大事にし、新品の高級ブランドバックを振りかざさない子なんだ」という価値観を悟ったらしい。

夫だけではない。彼の父も経営者だが全く同じことを言った。

「あの子はいい子だね」

ここでのポイントは、
・高級ブランドバックではなかったこと
・新調したバッグではなかったこと
・使い込んでいるのに綺麗な状態で保たれていること

特に三番目が重要だったのだ。

派手な生活に憧れる女性は多いのかもしれないが裕福でありながらも家柄がよく地に足がついた落ち着いた生活を手に入れたいのであれば、この価値観は誰も教えてくれないけれど無視できない事実である。

世の中には綺麗な子たちや素敵な洋服、バッグを身につけキラキラした独身女性がたくさんいる。

けれどあなたが結婚相手として選ばれるために必要なものは「ブランド品」や「華やかな衣装」ではない。モノを大事にしているかどうかの「日頃からの習慣」なのである。


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