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「令和の虎」が経営者妻を制す?

今日お話しすることはいつもと違って経営者の妻に必要な要素とは言い切るつもりはない。少なくとも私の場合は、ということで参考程度にしてもらえればいいと思っている。

20代の頃から議論することが好きだった私はお付き合いした人と経済やら情勢やらOLらしからぬ話をすることが大好きだった。当時から”株式投資”や”不動産投資”を始めたりして若い女の子としては珍しい存在だったと思う。でもそのために社会情勢を勉強したり投資する会社の経営状況に目を通してみたりと、その頃からちょっと変わっていたのかもしれない。

そんな私の個性もあってか30代に入ってからは起業家や実業家の同年代とお付き合いすることがあった。彼らはおそらく私と会社経営の端くれ話ができたことに居心地の良さを感じていたのかもしれない。

”話ができる”と言ったって対等に話をするわけでは全くない。むしろ同じ経営者の目線で会話をすることがあったならばおそらく当時の恋愛関係は破綻していたと思う。全く分からないわけではないけれど話についていくことができる。ちょっと知っているけれど深いところは分からない。この塩梅が良かったのだろう。20代でファッションや美容に溺れず株式市場に興味を持った当時の私にどれほど感謝したか。彼らとお付き合いして多くのことを学んだ。

結局その方達とは結婚することはなかったがその経験があって今の夫と結婚できたと思っている。同じように会社経営の話をするし素晴らしい経営者の方々のYoutubeを見たりする。孫さんや三木谷さん、豊田会長の苦労話にイーロンマスクの格言など夫と一緒に食事を食べながら動画コンテンツを楽しんだりする。

そのうちの一つがマネーの虎改め「令和の虎」だ。正直どれだけのOL(古い言葉だがここでは女性のみを指したい)がこの番組を見たことがあるだろうか。本音を言うと私自身はあまり好きなテイストの番組ではない。品がなかったり乱暴だったり自分から進んで見ることはないが夫は経営者であるゆえケーススタディのように時間があれば見ているようだ。

令和の虎から事業のヒントを得ることだってあるし瞬時に利益率を計算してそのビジネスの成功確率を慮ったりする。その番組を私も一緒に見るわけだがここでも20代・30代前半で培った当時の「訓練」が役にたつ。

普通の女の子であればこんな番組見てられないと思う。私でさえも夫と全てを鑑賞しろと言われれば若干苦痛を伴うし、私には経営の経験がないため正直ビジネスプランを話されてもその実現性や妥当性までは分からない。だがここで、ちょっとでも相槌を打てたりコメントできたり、そのちょっとしたことが夫の心をぐっと掴んでたりする。でもそれって一朝一夕にできることではない。

なのでこれは決して全ての人に押し付けるつもりはない。
けれど経営者と少しでも話ができると言うことは大きなアドバンテージであるし、もし身につけられるようであればそれに越したことはない。

知ったかぶりをしたり話に割って入ったりしては絶対にダメ。それは別の投稿で書いているのでご興味ある方はぜひ。


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