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私を引き上げてくれた人たち。そして、新しい人脈構築の仕方

私はこれまで本当に人に恵まれてきたなと思うことが多く、たくさんの方に助けてもらってきました。

特にそれを感じる時は、自分のキャリアを人に話したとき。主に企業向けに人事コンサルの会社を経営しているという経歴から遡ると、誰も私が専門学校卒で新卒で新幹線の乗務員として車内でコーヒーを売っていたなんて想像しないかもしれません。笑

ここに至るまで、たくさん苦労もありましたが、その苦労と乗り越えてこれたのは出会った人たちが、私をそれぞれのタイミングで引き上げてくれたからだなと思いました。


私を引き上げてくれた恩師や友人たち

私が自分のキャリアの節目を振り返ると、その時には必ず厳しくも自分を導いてくれた人がいました。

①専門学校の時の先生(先生というよりも営業責任者。笑)
高校三年生の時からCAになりたい夢を見てくれていた方で応援もしてくれていた人。でも就活がうまくいかなくて、私が腐りかけていた時に、叱咤激励をしてくださり、私にもう一度チャンスを与えてくれた人です。
「あなたにもう一度チャンスを与えるから、頑張れ」と大泣きする私に、たくさんダメ出しをしてたくさん叱ってくださり、そして信じてくれました。この経験がなかったら私は腐っていたかもしれません(笑)。今でも感謝しています。

②戦友だった親友
専門学校の時に一番仲良かった友達はもちろん今でも友達です。でもこの友達は他の友達とちょっと違うというか、戦友でした。お互い高め合えるライバルであり一番の理解者のような存在。卒業した後も、お互いが成長し合えるような会を二人でやったりしていました。
この友人から「リクルートはすごい人が多いみたい」と聞いたことがきっかけで、リクルートという会社を知って入社することにもなりました。お互いに留学をするタイミングも社会人になってから。いろんな刺激やきっかけを与えてくれる大切な友人です。

③自分の夢が崩れた時に出会った社長
以前にも「私の人生を変えた言葉②決断と判断の違い」の記事で書いた社長との出会いです。夢を失い、失望の最中にいた私に次に進む勇気を与えてくれました。

④留学中に出会ったドイツ人の友人
こちらも以前の「私の人生を変えた言葉③自分の周りを幸せに」の記事で書いたドイツ人の友人の話です。私の価値観を築くきっかけとなった言葉をくれました。

⑤外資系の時の年下の上司
留学1年くらいで英語力も大したことない私を自分のメンバーとして採用してくれた年下の上司です。本当に人間ができた人で、この方を悪くいう人は今まで一人たりともお会いしたことありません。そのくらい人として素晴らしい方です。英語も日本語もネイティブレベルで、外資系の金融のフロントオフィスという超スーパーエリートがいるようなエリアを担当するチームのメンバーとして、当時採用してくれました。
英語もそこまで大したことない私に丁寧に諦めず教え続けてくださり、2年目以降はずっと成績TOP10%に入るくらいまでの実力に育ててくださいました。そして最後は、私をマネージャーになるまでに育てた上で、転職し自分のマネージャーのポジションを私に譲り渡してくれました。
たくさんわがままもかけたのに、本当にずっと優しい人で今でも感謝してもしきれません。私が外資系で花咲いたのは、間違いなくこの方の下で働いていたからです。

⑥フィンテックの時に人事部長に任命してくださったCOO
外資系人材会社からフィンテックベンチャーに採用担当として入社するも、1年後には採用してくださった上司は他社へ転職することに(その方とは今でも良い関係です!)。人事経験もほぼないのに人事一人になってしまい、その後すぐCOO直下になりました。おそらくその時そのCOOは私も一緒に辞めると思っていたのではないかと思います。
でも、私はそのCOOと一緒に働くにつれ、心から尊敬するようになりました。優しいとかそういうタイプではないです。どちらかというと残酷(笑)。昔から外資系金融にいる人だったので、ドライで怖いタイプです。でも私は大好きでした。
そのCOOから人事のイロハ、いいことも悪いことも全て教えてくれました。そうか、、人事ってこういうことなんだ、、、という経験もたくさんさせてくれました。
ある程度、私が一人で人事を回せるようになった時にそのCOOから「人事部を設立する(それまでは人事部はなくて総務部に人事機能がついている感じだった)。それに伴い、もう一人人事を採用します」と言われました。私は「私の上司になる人を採用するのですよね?」と聞いたら、「違います、あなたが人事部長です。あなたが自分のメンバーになる人を採用してください」と言われました。
「え?私が人事部長??できませんよ〜・・」と言ったものの、「あなたなら大丈夫」と言われて人事部長に任命されました。金融機関だったので私以外は全員50代の部長ばかりでした。本当に人事部長という職を与えてくださって、私のキャリアの幅が大きく広がったのはこの方のおかげです。

⑦私と伴走してくださるコーチ
去年からコーチングを受けています。以前にも「コーチングを受けよう」という記事で記載しました。とある交流会で参加し、タイミングが合って始めようと思って去年の夏からコーチングをお願いしています。
いつも私にない視点やアドバイスをいただけて、本当に刺激的です。私一人だったらそんな風に考えなかっただろうなと思うことを引き出してくれ、アドバイスしてくれます。
タイに行ったのも、徳島で民泊をしようと思っているのも、コーチのおかげです。経営者の先輩としても学ぶことだらけで、本当にお世話になっています。


私流人脈構築のやり方

人との出会いは運とご縁とタイミングだなと思ってます。でも待っててもいい人脈は来ないので、自分で作りに行く必要はあります。

最近私が意識しているのは、交流会後の人脈の広げ方。

全然人見知りしない私も、多くの人が集まる交流会に行ってひたすら名刺を配るのはあまり好きではありません(笑)。名刺交換してやっている仕事の話をしてバイバイ、みたいな出会いは、FBの人数は増えたとしても結局何のつながってないなと思うから、疲れてしまいます。

なので最近は、交流会に参加するとしても、できるだけ少人数の交流会に参加するようにしています。で、そこでお会いした中からもう一度会いたい人、1人でいいから再度お会いする。これもこちらから一方的に会いたいと思うだけではなく、向こうも思ってくれていることが重要です。そして次その人と1on1でお会いして、より深い話をします。自分のこれまでのキャリアやこれからしたいこと、お互いにこういうところならクロスできそうだよねというところを探って共有するのです。

実はこのやり方で、実際の仕事になったり、新しい取引先になったりしているのです。私の人生が豊かになりました。



自分で仕事をしていると、人脈が本当に大事だなと思うことばかりです。誰に会うかで自分の人生変わると言っても過言ではないなと思います。

ご縁があればつながるし、なければつながらない。
でもつながった人たちを大切にする。

そうやっていろんな人に接していくと、本当に自分のキャリアは一人で築いてきたものではなく、支えられてきたおかげだなと思います。もちろん自分自身も努力をしてきましたが、それだけではないご縁のおかげで今の自分があると思っています。



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