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日本人はお金の話はタブー。すごく大事なことなのになんで?

昔から日本ではお金のことを話すことはタブーとされてきました。
「お金儲けをするのは汚いこと」とか「品がない」など、話題に出すことも良くないとされてきました。
今でもその風潮は色濃く残ってると思います。


圧倒的に低い日本人の金融リテラシー

私の前職はフィンテックベンチャーでした。特に資産運用の領域を扱うビジネスだったため、この話題にずっと関心があったし、少しでも日本の金融リテラシー向上のために取り組んできたと思ってます。

日本人は教育過程において、金融のことを学ぶことがほぼありません。私自身も金融教育を受けてきませんでした。

お金リテラシーは、親の影響もかなり強く反映されます。父はブルーワーカー、母は専業主婦という普通の家庭で育った私は、お金は貯金するものという価値観の中で育ちました。
そして、一般的に結婚したら家を買って、ローンを組んで、生命保険は子供のことを考えて高い保険に入るみたいな、そういうのが普通という認識が強く根付いてました。

でも、、
果たしてそれって本当に正しい判断なのでしょうか、、?


結婚したら家を買うのが当たり前という呪縛


私の親は私が中学生になる時に土地と家を買いました。その時はもちろん新しい家に住むことはとても嬉しかったです。今でもよく覚えてます。

でもその時代は金利が今と比べくとかなり高い時期。びっくりするくらいのローンになってました。

そして、私は高校を卒業して、独り立ちして実家を出たので、実質その新しい家に住んだのは6年だけです。妹は10年、父も20年前に亡くなったので10年ほどです。つまり、新築で建てた10年後には母しかいない家になっていたのです。

父の団信があったため、亡くなった時にローンは無くなりましたが、当時は不景気で父も失業していたので、もしそれがなければ私の家はおそらく破産してました。。

果たして、ローンを組んで身の丈以上の家を買うことが本当に幸せなことだったのかと考えると、私は今でも疑問に感じます。

保険もそうです。日本の社会保険制度は素晴らしいです。こんな安く医療を受けられる国はありません。でも皆んなそれに加えて、月数万円くらいの生命保険に入ります。

もちろん入るなとは思いませんし、それによって助かることもあるので、良いこともあります。 (私もがん保険だけは入ってます。)

私が警鐘を鳴らしたいのは、「皆んながそうしてるからそうする」という何のロジックもないところで決めてしまってるところです。


ドルコスト平均法でお金を増やしていくと人生が変わる

私も前職のフィンテックに入るまでは、お金の話はタブーと思ってた一人です。
でも、お金に向き合うことの大切さを仕事を通じて強く感じ、入社した2016年から自社で運用してるロボアドバイザーに積立運用するようになりました。その他NISAやidecoなどもやってます。

今積立投資を始めて8年。

私は基本はほったらかし運用なので、毎月一定金額引かれていて、勝手に運用してくれてます。

さっき久しぶりに見たら、50%以上増えてました。仮に100万円投資してたら150万円になってるということです。

ドルコスト平均法で積み立てていくことは、基本になります。是非色々ご自身でも調べてみてください。

※投資には色々あり、詐欺的な勧誘もあるのでそこは個人の判断でお願いします。
※ロボアドバイザーを推奨しているわけではなく、一つの例としてご紹介しています。

私より金融のことを詳しくご説明してる人はたくさんいますので、詳しくはそちらに譲ります。

私は「お金の大学」の著者の両学長のサイトからも多く学ばせてもらったので、興味がある方は下記のYouTubeなどをご参考にしてみてください!


最近は投資に関するいろんな書籍も出てますし、以前に比べて投資信託も安いコストで運用してもらえるようになったので、近道をして人に勧められたものに投資をするのではなく、自分で学んで理解した上で投資をしてほしいです。

それが日本人一人ひとりの金融リテラシーが上げることに繋がり、自分の子供の世代にも伝わっていくと思います。



金融リテラシーを上げるようなコミュニケーションがもっと増えたら、きっと日本の経済も変わりそうな気がしています。

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