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1日1回英語を取り入れる習慣でバイリンガルになる

1日1回英語を取り入れるという習慣を取り入れてから、早、20年くらいになるでしょうか。

生い立ちは完全なる普通の日本人。帰国子女でないどころか、海外で2ヶ月以上滞在したことがありません。日本生まれ、日本育ち、日本で生活中、の私が、英語を自分の仕事で使えるようになり、海外でも友達と笑いあい、英語をまさに人生の一部とすることが出来た基本は、まさにこの習慣化にありました。

学生の頃にスタートして、子どもが生まれてからは「おうち英語」として続けて来ました。今日はこの「英語習慣」についてご紹介します。

「頑張らない。」だから習慣化に成功できる

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なかなか習慣にしようと思っても無理!という方も多いのではないでしょうか。その原因は、そもそものやり方が間違っていた可能性があります。

習慣化を成功させる最大のポイントは、「英語やらなきゃ」と思わないで済む形を見つけることです。

「英語」というもの自体にフォーカスしての勉強や、「やらなきゃ」という意識を持ってやるのは、習慣化には向きません。「努力」ではなく、朝起きて寝るまでに、自然にそれが入ってくるような流れを作るのがコツなのです。

そう、例えば歯磨きみたいに。確かにやらなければならないことではありますが、「今日も歯磨きしなきゃ」とか、気合を入れてから、毎日やるという決意をしてしているわけではないと思います。余程疲れて眠い時などは別ですが、それ以外の日常は、朝起きて歯磨きをするとか、夜寝る前に歯磨きをするのに努力は必要ありません。

習慣として、当然のこととしているので、頑張る必要はないのです。そして、具体的な方法はとてもシンプルです。

「英語を追加」ではなく「英語に入れ替える」

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生活の中に英語の勉強時間を追加するために頑張る方はたくさんいます。でも、今回お話するのは「習慣化」の部分。

勉強しただけでは言語は身に付くことはなく、勉強としてインプットしたものを実生活で「使って」初めて身につきます。この、実生活と英語をリンクさせる役目を追うのが「習慣化」です。

英語「を」勉強していくのと違って、習慣化するものは英語「で」何かをすることが大切。英語自体にフォーカスせず、何かをするその過程やツールとしてそこに英語があるからこそ、言葉が自分の中で生きてくるのです。

1日のルーティンを見直してみて下さい。その中で、学校や仕事の時間は削除します。いわゆる自由時間に自分がしていることを書き出すのです。

その中から、「英語に入れ替える」ことが出来る活動を発見して入れ替える。これが英語の習慣化です。

例として、例えばこんな時間を見つけて行きましょう。

- 通勤時間に音楽を聴く
- テレビを観る
- 本を読む
- 映画を観る
- ラジオを聴く
- 音楽を聴く


強制的にさせられているわけではないのに、自分が好きでしていることを挙げていくのがポイントです。誰から言われているわけでもなく、自らしている毎日の行動があるはず。これは良いものも悪いものも、「習慣化」している行動です。この中からひとつ、「英語に入れ替える」ものを選びます。

先ほどの例で言えば、下記のように入れ替えを行うことが出来ます。

- 通勤時間に音楽を聴く
 ⇨音楽を英語の曲にする
 
- テレビを観る
 ⇨テレビは英語で観るようにする
 
- 本を読む
 ⇨好きなジャンルの本を英語で読んでみる
 
- 映画を観る
 ⇨英語圏の映画を観るようにする
 
- ラジオを聴く
 ⇨英語のCDやラジオにする
 
- 音楽を聴く
 ⇨英語の音楽にする


毎日やるから身に付く

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さて、何かやってみることが出来そうなものは見つかったでしょうか。

しっかりした勉強方法(短時間)+習慣化の組み合わせが、バイリンガルになる最大の成功要因です。

勉強時間を取ろう、取ろうという話が日本では主流ですが、私は職業柄、驚くほどの勉強時間を費やして来たのに全然英語を話すことが出来ない日本人とたくさんお会いして来ましたし、逆に、ほとんど勉強していないのに英語だけで意思疎通してしまう方とも、またお会いして来ました。

成功率の圧倒的な低さの秘密の一つが、この「習慣化」の成功と失敗にあると思います。

最初のステップはとても簡単なので、ぜひ、この記事を読んだ今日から、何かひとつ取り組んでみて下さいね。


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