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療育センターの通園には行かないことにした話

昨年4月、長女は年少さんになりました。保育園は0歳のころから通っていましたが、年少になると地域の療育センターの通園に通うことができます。私の住んでいる自治体では、保育園と併用でも利用できるため、併用されている方もいらっしゃるようです。

療育センターの通園は10:00-14:00までと短いです。そして、初年度は週3か週2を選ぶのですが、いずれも1年間は必ず親子同伴。働く母にはかなり厳しいスケジュールです。
どうしてもの方は週1に減らせるといわれましたが、毎週、週1回休むのも常勤には厳しいなと。パパママ交互にきたり、介護休暇をうまく調整されてこられている方もいる、とのことでした。うちのパパは月2回でも休むのがつらい、というのと、私の職場も介護休暇などの融通を効かせてくれるようなところではなく…

そして、私が一番しんどく感じたのが、療育センターの方がしきりに通園をすすめてくること。保育園だと集団で周りの子とも発達段階が違ってくるので、どうしても障害児はおいてけぼりになってしまう。保育園では見てるだけ、などが多くなり、発達がゆっくりな子はその子にあった発達段階の遊びなどが必要と。

保育園ではだめなのか?もちろんその子にあった遊びをやってもらうのが一番だけど、通園は時間は短いし、親子同伴必須だと今の生活は成り立ちません。今の生活を犠牲にしてまでやることなのか?疑問でした。通園に通うなら退職も視野に入ります。

もやもやと考えていましたが、通園を見学させてもらい、通園は行かなくていい、と決断できたような気がします。保育園でも似たようなことやっているのでは?と思ったこと、正直、保育園の方が周りからの刺激は多い気がしたこと、また、コロナ禍で小さく区切られたスペースで遊ぶように制限されていたことが大きかったです。あんなに小さいスペースでは遊ばせたくない、と。

そして年中の学年も半分以上終わった今、どう感じているか。保育園一択でよかったと感じます。保育園はやはり預かり時間が長いことはとても助かりますし、本人も刺激を受けて生活しているように見えます。1対1の加配の先生がついているので、結果、先生の人数は通園よりも保育園の方が手厚いです。通園の代わりに、重心用の児童発達支援や個別訪問リハなどを利用して、個人に合わせた刺激のフォローはできているような気がします。療育センターではもしかしたら十分ではないと言われてしまうかもしれませんが、少なくとも母としては今の組み合わせで満足しています。

通園に行こうか迷っている方などの参考になれば嬉しいです。



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